湾漕8月『往きはヨイヨイ、帰りは…?』
(相模湾:葉山⇔江ノ島)

帰路、背後に迫る黒い雲は沖に回り込んだ!
| 12日(土)雲天ベースの”湘南OWS”@三浦:相模湾 今年も、湘南OWSのKayakーSupport隊に参加した。メインは遠泳SpiritsのOpenWaterSwimmingなのだが、ここ湘南では全てのマリン・スポーツ愛好家と海での仕事を生業とする方々が、この遠泳をSupportする。まさしくシーマン・シップ溢れる”海の祭典”と言うに相応しいイベントなのだ。しかしながら、チンピラ親父にとっては、お盆の最中に開催されるとなると、どうしても家族任務との調整が難しい。よって、土日の2日間で行なわれる大会に、どちらか1日しか参加できないのである。『ボランティアとは、自分に無理の無い範囲で参加する事なのだから、これでイイのだ!』と、強引に自分を納得させてみるが、普段、草Race等で共に舟を漕ぐ仲間が、ボランティア・スタッフの確保に東奔西走している姿をみるに、やはり心苦しく思ってしまう。(無念!御無礼、若大将ぉ!)そんな訳で、昨年、今年と仲間からの要請に応じて土日のどちらかを決定した。(やはり最長距離の10kmの部がSupport不足のようだ。)チンピラ親父と言えども、一応は”大人”である。超ぉー!微力ではあるのだが、”己の愉しみ”が人のためになるのならば、こんな有難い事はないと考える次第だ。 |
![]() kayoko姉さんと1枚、ご機嫌〜ん♪ (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
![]() ポーズする若大将、朝飯を食う私…。f^^; (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
![]() 蜂三郎氏もkayoko姉さんと、ご機嫌♪ |
![]() 本隊も到着し、そろそろ出発だ。 |
![]() なぜか三浦では、美女との2Shotが多い♪ (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
| 今年は江戸川朝練隊の兄ぃこと、zen-Gさんも参加の名乗りを上げくれた。「うっひょぉー♪では、御一緒しましょうねぇ!」なんて言っていたのだが、間際になり持病の腰痛が悪化したとのメールを受信。『お大事に、また来年…。』と返信をしようと思いつつ、よく読めば、『Kayakでの海上Supportは無理だが、陸上ならばOK!』と書いてあった。凄いぜ!兄ぃー!流石は江戸川朝練隊の立ち上げメンバーだ。いざ!という時の凌ぎ方が、一味違うのである。 かくしてzen-G兄ぃと同乗で湘南へ。途中、兄ぃは陸上班の集合場所へ向かうべく、逗子駅にて車を降り、私はその後、Kayak隊の集合場所へと車を走らせた。集合場所では、日頃お世話になっている矢木澤倶楽部のマドンナ(?)でもある、kayayo姉さんに遭遇。即行で2Shotのお願いをしたら、快くOKして頂いた。(ありがとう、ございました!m(__)m)すると、そこへ若大将&蜂三郎の御両名、さらには神様m-yamaさん&F-sachiさんも登場。「やぁ!やぁ!御無沙汰です。」「今回も宜しく、どうぞ!」なんて、定番の御挨拶合戦となった。そしてここでも、すかさずF-sachiさんと2Shot!何故か湘南では、美女が2Shotの申し出に快くOK!してくれる。なぁ〜んてイイ処なんでしょうぉー♪^/^;ちなみに撮って頂ているのは、青大将?こと蜂三郎氏。激!感謝。(撮られてる、私は所詮、ヤマカガシ?!残念!f^^;) |
![]() 神様m-yama氏、今日も粋な笑顔です! |
![]() 若大将は、今回V10を持ち込んだ。流石! |
![]() STARTの逗子海岸へは、海から登場。 |
![]() 恒例のBRIEFING。A・B・Cの3班に分かれる。 |
![]() 今年は高速A班、リーダーは若大将だ。 |
![]() 蜂三郎氏も同じA班、気合充分! |
![]() いよいよスタート!Topクラスの泳者は速い。 |
![]() Raceでは手強いライバル、しかしSupportでは心強い蜂三郎氏。 |
![]() ?千万円のクルーザーに見守られ、江ノ島までEscortする。 (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
![]() 江ノ島到着後も、気を抜かないHAL氏。 |
![]() 今年も、無事GOALを確認♪ (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
![]() 昼飯は”京樽弁当”で大満足♪ (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
| そうこうするうちにSeaKayak-Support隊の本隊が海から登場。合流した一同は、群れを成してスタート地点の逗子海岸へ漕ぎ出した。浜では恒例のBRIEFING。Supportメンバーを上位、中盤、後続の3班に分けつつ諸注意が言い渡された。昨年は初参加だったので、勝手がわからず中盤の班にして頂いたが、今年は多少ではあるが、状況が解ってきたので希望者の少ない上位班にして頂いた。己の未熟さに一抹の不安を抱えつつ、ふと傍らをみると蜂三郎氏も上位班。草Raceでは手強い好敵手だが、こういうときは何よりも心強いと実感した。全体のBRIEFINGが終わると、各班に分かれて班のリーダーを中心に更なる詳細確認が行なわれる。上位班のリーダーは若大将だ。的を得た明瞭な説明の後、一同海上待機となった。 ほどなくしてスタートのエアホーンが鳴り響いた。「この音を聞くと血が騒ぐなぁ。」「ホントですねぇ。」神様m-yama氏と蜂三郎氏が、そんな言葉を交わしている。思わずニヤリとしつつ頷いてしまった。「さぁ!トップが来ますよぉ。A班(上位班)のみなさん、宜しく、お願いしまぁーす!」若大将の声に皆が「了解ぃー!」と応えた。昨年の中盤Supportと違い、上位のSupportは”移動式指標”に徹する形となった。それは、泳者自身がシッカリと方向を確認しているという事にある。つまり「そっちじゃ無いですよぉー!」と叫びつつ、コースアウトしそうな泳者を追う事がないのだ。さすが上位クループ。…と言うわけで、何だか昨年よりも、疲労感が少なく江ノ島到着。最後の泳者を見送った後、上陸してランチタイムとなった。海上待機中、自身も昨年は泳者としてエントリーしたHAL氏が、泳者の目線で独特のYELLをおくっていたのが印象的だった。 |
![]() 海上でも素敵なF-Sachiさん。 |
![]() 「お疲れさん!」と蜂三郎氏&神様m-yama氏。 |
![]() 腰を痛めたZen-G兄ぃ。 陸上班にスイッチは、流石です! |
| 昼食後、陸上班のzen-G兄ぃと合流し談笑。実はこの日、私は携帯電話を自宅に忘れてきてしまったのである。その事も伝えつつ、逗子駅に16時の待ち合わせをして別れた。そして、同じ班の蜂三郎氏、神様m-yama氏、F-sachiさんとも談笑。神様m-yama氏からは「帰りに寄りなさいよ。」と芦名基地へ誘って頂いた。(いつも本当に、ありがとうございます。) こんな感じで、一同、昼食も終わり思い思いに休憩をとっていると、Kayak隊の総責任者より集合の合図が出された。行ってみると、現在、横浜で激しい雨と雷が降っており、数時間後には、その雨と雷の雲が、ここ湘南方面へ移動して来そうだという。急遽、葉山へ向け漕ぎ出すことになった。薄っすらと雲が架かっているものの、雨や雷とは想像もつかない片瀬海岸で、Kayaker達は慌しく海へと漕ぎ出していく。一旦、沖にて纏まり、班ごとに人員を確認して一路葉山を目指した。 しばらく漕いで何気なく振り返ると、空に真っ黒な雲が広がっていた。「うぉぃ!やべぇ〜んぢゃねぇ〜かぁ〜?!」皆、いっそう気合を入れて漕ぐ。「ん?Genpoちゃん風向きが変わって、気温も下がったよねぇ。」若大将が言った。「ん。確かに…。」と沖側を漕いでいた若大将を見たとき、正直ビビった。さっきまで後方にあった黒雲が遥沖合いに回りこんでいたのだ。しかも所々怪しげに渦を巻いている。岸寄りを漕いでいるとはいえ、50人近い人と舟が上がれる場所なんてそうは無い。『どうすんだぁ?』不安に駆られながらも、ともかく、先を急ぐ一同に決定的瞬間がやってきた。稲村ヶ崎を目前に一瞬閃光が走る。「うぃおー!」一同の叫び声のあと、ほどなくして気味の悪いドラミングが響き渡った。「っくしょぉー!きやがったぁ。」「大丈夫!まだ遠い!」そんな言葉が飛び交う。Kayak隊総責任者は、大会本部と無線で連絡をしつつ指示を出した。「稲村ヶ崎を回り込んだ処で、一旦待機してください!」Supportが目的であるため、様々な種類の舟がKayak隊を構成していた。当然、舟足に差があり、集団が分断されそうだったのだ。確かにアクシデントに遭遇した際、安易にパーティーを分けてはならないのが、山でのセオリーである。それが今、しかも海で通用するのかが私には解らなかった。しかし、彼は、ここ三浦の海でKayakのschoolを主催し、TourGuideも行なっている。毎日この海を見て、漕いで、生活しているのだ。彼の判断を信じるしかないと思った。 |
![]() 稲村ヶ崎にて。とうとう雷雲に追いつかれた! (撮影@蜂三郎さん♪激、感謝!) |
![]() 急遽上陸し難を逃れる…。『ほっ。』 |
| 稲村ヶ崎を回り込むと、そこは垂直護岸にテトラという上陸不可能な場所だった。見上げるほどの高さがある護岸の向こうには電柱が点在しており、海岸沿いの道路があるように思えた。次々と後続艇が到着するなか、不気味な閃光とドラミングは徐々に、その間隔をつめてきている。大粒の雨も降り出し、待機しているkayakerの不安が一層増した時、総責任者が現れた。次の指示は、テトラ沿いに漕ぎ、彼方の浜を目指し、上陸するというものだった。「護岸の向こうには道路があり電柱が立っています。雷は高いところに落ちると言われていますから、護岸のテトラ沿いに漕げば直撃の可能性は低いです。焦らず、しっかりと漕いで、速やかに浜へ上がりましょう。」直撃が回避できたとしても、ズブ濡れで海水に浮いているkayakerの近くに雷が落ちれば、命の危険は否めない。所詮気休めと解っていても、その時の彼の笑顔とトーン、それに落ち着いた物言いは、一時の安堵感を感じさせるものだった。(流石、プロ!)かくして、全員が無事浜へ上陸。『ほっ。』としている一同へ、主催事務局の方々には迅速な対応をとって頂き、舟を浜の上のほうへ移動し、近くの海の家へ退避することができた。さらに、そこから朝の集合場所まではタクシーにて移動、どうにか各自撤収する事ができた。(タクシー手配・費用はもちろん、濡鼠同様のkayakerがタクシーに乗る際の毛布まで、素早く用意していただき、事務局の方々には、心より御礼申し上げる次第。本当に、ありがとう、ございました。) |
![]() 今回も、大変御世話になりました! m(__)m (撮影@HALさん♪激、感謝!) |
| 雨が上がり、雷鳴も遠退き、着替えを済ませて腕時計をみると17時を少し回っていた。思い返すと、ここ1時間半くらいの出来事が、何時間にも感じられた。ともあれ、zen-G兄ぃをPICKUPしに逗子駅へ急いだ。『約束の時間は16時だが、この状況では遅刻も承知であろう。しかし、どのくらい遅れるかは、さすがに予想できないはず。自分なら、1時間から1時間半を目安に、待ち合わせ場所を確認するが、兄ぃはどうだろうか…?』色んな思いが交錯する。今更ながらに、携帯電話を忘れた自分に腹がたった。ともかく、何らかの方法で、駅に向かっている事を伝えなくてはと、目に付いたファミレスに財布とメモをもって飛び込み、自宅へTEL。忘れた携帯電話のメモリーから兄ぃの携帯番号を聞き取り、かけ直してみた。「おかけになった電話は現在…。」『なにぃー?!』とりあえず留守電に駅に向かう旨伝言して、再び逗子駅を目指した。駅が近づくにつれ、渋滞が酷くなっていく。この天候に”お迎え”の車が詰め掛けているのだ。信号が青になっても進むのは30cm程度。『兄ぃは伝言を聞いたろうか?バッテリーが無くなったって事もありかなぁ?会えるかなぁ?…?…?』いつの間にか発想がネガティブになっている自分に気付いた。『いかん!いかん!こんな時こそ、お気楽極楽Modeぢゃねぇ〜とっ♪”ヘタな考え休むに似たり”ってなぁ。』気を取り直して、思いっきり自分に都合良く先行きを考えてみた。『この渋滞なんだから、ひょっこり兄ぃが歩いて来たりしてねぇ…。』そんな手前勝手な思いと共に、何気なく前方の横断歩道を行き交う人達に目線を移すと…、 「?!?◎△☆!!??兄ぃ…だ♪」思わず呟いてしまった。しかも横断後、キッチリこっちへ向かって来る。窓を開け手を振ると、いつもの笑顔で応えてくれた。心底、安堵した事は言うまでも無い。 その後もトントン拍子に事は進み、放置した舟を回収し、神様m-yamaさんの芦名基地へお邪魔させて頂き、小休止をとってから帰宅した。(m-yamaさんはじめ、芦名基地の皆様、お世話になりました。)そんな、こんなで、ご参会の皆様、本当に、ありがとうございました!m(__)m 御一緒頂きました皆様、お蔭で今月も無事漕げました。また来月も宜しくお願いします。m(__)m |