
アラスカ旅行写真日記(デナリ国立公園)
デナリ国立公園入り口
GEORGE PARKS HIGHWAY からのデナリ国立公園の入口。ここから数km入ったところにビジタ−センタ−(シャトルバス発着所)、アラスカ鉄道のデナリ国立公園駅、ガソリンスタンドなどがある。またGEORGE PARKS HIGHWAY をさらに上流に向かっても数キロでガソリンスタンド、キャンプ場、ピザ屋を発見できる。ここでコンロ用にガソリンを買ったが、全てセルフサ−ビスなので少々苦労した。自分で入れて自分で入れた量を申告する。最初、給油の方法がわからず給油バルブと格闘した。そのあとシャトルバスの予約にビジタ−センタ−に行って、明後日のキャンパ−用のバスとワンダ−レイクキャンプ場2泊を予約し、グリズリ−ベアキャンプ場に戻った。(それにしても怪しい英語だ。)
デナリ国立公園のシャトルバス
当日はビジタ−センタ−7:00発。運転手兼ガイドは女性。駅までいって他に客を拾うと自己紹介、注意事項など。「動物見かけたらストップって言ってね。」
シャトルバスといっても、スク−ルバスの改造で、決して乗り心地を求めてはいけない。道の舗装が切れてダ−トになると結構振動が伝わってくる。これがあと100km近く続くかと思うと少々めまいがする。
ポリクロ−ムパスからの景色
バスに乗って2時間半(約50マイル)。眼下にツンドラの大地が広がる。とんでもない大きさですべてが麻痺しそう。足元に咲く黄色い花だけは確かな存在としてうつった。とても静かな峠でバスがエンジンを止めると静寂に包まれる。音が無さ過ぎて耳が痛くなりそうだ。
スト−ニ−・ヒルからの景色
本当はマッキンリ−がどっかんと見えるんだけどなぁ。あいにくくもり。しばらくいくと雨も振りだした。まったくキャンプだっていうのに初日から雨か・・・。こんな天気の中、バックカントリ−に向かう人々がポツポツと降りてバスの中はだんだんさびしくなる。私らの前に座っていた、やたらと動物を見つけるのが上手いカップルも雨のなか降りていった。ほとんど彼らがバスを止めたといっても過言ではない。他の乗客から賞賛されていた。自分等もヒ−ロ−になりたくて目を凝らして動物を探したが、絶対に彼らの方が見つけるのが早い。「さすが遊牧民族の子孫、我々は農耕民族さ。」と言いたかったが、英語で言えないので黙っていた。
ワンダ−レイク付近を走るシャトルバス
バスがワンダ−レイクに近づくと長いつづらおりの道を駆け下りる。天気もだんだん回復してきて太陽も出てきた。この天気が普段の行いをあらわしている。
ワンダ−レイクキャンプサイト
ワンダ−レイクキャンプ場は自家用車では来れない。デナリ国立公園内を走っているシャトルバスの終点近くにある。キャンプ場内は利用者数が制限され国立公園に入る前にシャトルバスと一緒に予約が必要だ。
来てまず驚かされるのは蚊の多さ。歩くと蚊柱ができあがる。バスの乗降所からキャンプ場まではまだまだ序の口。キャンプ場からちょっと外れた湿原や丘に踏み込もうものなら顔を覆いたくなる。でもキャンプ場ではなく自然のなかに泊まる「バックカントリ−」はもっと良いらしい。一つのエリアに立ち入る人数が制限されているので「アラスカにどっぷり」という感じかな。その代わりグリズリ−(くま)がいるエリアもあるので、「バックカントリ−」に出るものには、国立公園のスタッフからいろいろと注意がある。
たとえば食事は向かい合ってする事、これは360度監視できるという意味から来ているそうだ。また食料はフ−ドコンテに入れて、テントから充分離すこと。ほかに排便の処理方法まで細かく決められている。
ワンダ−レイク湖畔の丘の上で
散歩がてらにキャンプ場の裏にある丘に登った。マッキンリ−の麓の氷河からやってくる川はくねりがら地平線の方に消えていく。雄大な景色とは裏腹に足元では北極地リスが走り回っている。こんな景色のなかお茶でも沸かしたいところだが、蚊の大群がそれを許さない。煙草を吸って吹きかけても効き目はなし。帰りに下りる道を見失ったが、何とか目印のタンクを見つけた。
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