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トップページに戻る Update 2003-09-01

DVDの容量はほんとに4.7GB(ギガバイト)あるの?

 記憶容量やデジタル情報量の単位バイトの使い方に少し混乱がみられる。(C:)ドライブのプロパティをちょっと見てみると,例えば「公称10GB」であれば100億バイトのことであり,
    10,000,000,000バイト(9.3GB)
と表示される。公称10GB = 100億バイトの本当の記憶容量は約9.3GB(ギガバイト)となるのである。この関係を少し整理してみよう。

 1000を3回掛けると10億であり,メートル,グラム,ワットなどの単位ではこれを「ギガ」と言うのが普通だが,デジタル情報量の単位であるバイトだけは違う。キロバイト,メガバイト,ギガバイトの定義は,
    1KB(キロバイト)= 1024バイト
    1MB(メガバイト)= 1024×1024バイト= 1KB×1KB
    1GB(ギガバイト)= 1024×1024×1024バイト= 1KB×1KB×1KB
である。キロに大文字の「K」を使い「1000」ではなく「1024」を表す。「km」「kg」「kW」などと違い,バイトだけの特別な表し方である。このキロ(1024)は2の10乗である。パソコンの中ではこの使い方で統一されている。しかし,カタログなどではメモリ容量をできるだけ大きく見せるため他の単位と同じ1000のべき乗のキロ,メガ,ギガを使い公称としている。

 DVD片面1層の容量は公称4.7GB=47億バイトである。実際は47億バイトよりもほんの少し多くて,     

DVD4.7GB
4,706,074,624バイト
4,595,776KB(キロバイト)
約4,488MB(メガバイト)
約4.382GB(ギガバイト)

となる。公称でいうと実際より大きいと錯覚しやすいのが判る。エクスプローラのサイズ欄またはプロパティなどで確認してほしい。ファイルサイズなどの計算をするときはKBやMBやGBを必ずバイトに換算しないとマチガイやすいので注意が必要である。

 話は変わるが,kHz(キロヘルツ)やkbps(キロビット毎秒)は小文字の「k」を使うのが正しく「1000」を表す。ここに大文字の「K」を使うのはよくあるマチガイで「1024」を意味しているわけではないので注意してほしい。 Mbps(メガビット毎秒)のメガは大文字の「M」を使うが「1000×1000」を表している。

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