次世代ディスク「Blu-ray Disc」と「HD DVD」 の決着はまだまだ先
HDTV(デジタルハイビジョン)映画が入った次世代ディスクが販売されて1年以上経った。次世代ディスクプレーヤー(再生専用機)は,今のところ,ソニー陣営のBlu-ray Discが東芝陣営のHD DVDを圧倒している。しかし,販売済みの台数はごくわずかであり,どちらが残るか決着がつくのまだまだ先の話である。
Blu-ray DiscとHD DVDのどちらにもHDTV(デジタルハイビジョン)映画は十分に入るし,コーデックも同じH.264が使われ画質も同じであり,規格に優劣はない。
Blu-ray DiscとHD DVDのどちらが残るか決着をつけるのは,ハリウッド映画である。映画会社が一方の規格のディスクしか出さないと言ったとしたら,もう片方の規格のディスクは買えないのである。
そしてそれは今実際に起こっている。それもハリウッド映画会社によって支持する規格がバラバラなのである。このままでは,Blu-ray DiscとHD DVDの両方のプレーヤーを買わないとすべてのハリウッド映画を見ることができない。
Blu-ray Discを支持する映画会社
・コロンビア・ピクチャーズ
・ウォルト・ディズニー
・20世紀フォックス
HD DVDを支持する映画会社
・パラマウント・ピクチャーズ
・ドリームワークス・アニメーション
・ユニバーサル・スタジオ
Blu-ray DiscとHD DVDの両方の規格を支持する映画会社
・ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ
ソフトの過去の販売実績数では,Blu-ray DiscがHD DVDの2倍くらいだが,全体がまだ少ないので比較にならないほどと言える。
アメリカでのプレーヤーの価格がBlu-ray Discが499ドルでHD DVDが299ドルであり,価格差が目立つ。
また,ソニーの「プレイステーション3(PS3)」がBlu-ray Discプレーヤーを搭載しており,マイクロソフトの「Xbox 360」がHD DVDプレーヤーを外付けできることも注目してよい。
残念ながらハリウッド映画会社による規格統一まで私たちは待たなければならないだろう。
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