わたしが観てきたメグロ

(第三十二回) 「(第14回)古き二輪を愛でる會」より、

ようこそ!「わたしが観てきたメグロ」では、S−8レストア用に各地で資料用に撮影した写真、
参加イベントで巡り会ったメグロの写真を紹介します。


◎ 今回は、2009年11月3日に行われた「(第14回)古き二輪を愛でる會」
  より、参加メグロ車をピックアップして紹介します。

◎ 毎年恒例の「京都・古き二輪を愛でる會」ですが、今年もまずまず天気に
  恵まれ、名車・珍車が多数参加(400台越えたか〜笑)される盛況な中、
  行われました。

◎ しかしながらメグロ車のエントリーは年々細る一方で寂しい限りです・・・
  そんな少ない中から、今回初御目見えの3台を紹介しましょう。

 (第三十二回)
 「(第14回)古き二輪を愛でる會」より、 


 メグロ・フリーカスタム

 最初からいきなり、
    「何でしょう〜???」
オーナー方曰く、
 「お遊びでぜ〜んぶ寄せ集め
  自作!」由〜笑

一応は戦前期のダートトラック
レーシング辺りをコンセプトに
組まれて在る様子ですが・・・

会場に到着されるや、たちまち注目の的!
ひと目ではナニがドレと組み合わさって在るのかも判らない程に独創的なマシンです♪





















 オートレース3級車用:単気筒OHC・4サイクルエンジン

市販メグロ車に無い形態のエンジンはどうやらオートレースの3級車用(359cc)を用いて在る様子。
メグロのオートレースエンジンには他に512ccの2級車用、600ccと650ccの1級車用の単気筒機関が在り、
1961年に目黒製作所から独立したレース部門を起源とするメグロ発動機によるモノ。
レースには2級車と1級車が用いられ、3級車は所謂、練習車用で在った由。
公道用途ではないので一般には見られないが、1級車用のメグロ650:二気筒MR型は、 本家トライアンフ譲りの仕様で人気が在り、メグロカスタムの題材には良く使われて居る。
しか〜し、3級車用を題材にするとはコアですな〜笑
因みに、オートレースエンジンは特定回転域で性能を発揮させるような特性(変速がローとハイの二段のみ)
なので、公道用には使い辛い筈ですが・・・
オーナー方曰く、「弄った!」由なので、ま〜そう云うことでしょう〜笑

単気筒OHC機関では在りますが観てのとおり古色蒼然な形態。
OHV機関のプッシュロッドがカムチェーンに替わった以外は違いが無く、最もメグロエンジンの原形に近い。
ロングストロークで大きなクランクケースはクランクぶん回しタイプの特徴。
ケースの強度が異常に高くフレームの一部と化しているのもオートレースエンジンの特徴。
点火系はマグネトー。 オートレース仕様なので充電系が無いが、公道では!?
キャブはアマルのモノブロック様子、オープンファンネル仕様。
オイルタンクは自作か!? 注ぎ口のキャップに刻まれたM・Wマークはルーターで拵えた様子。
プライマリーチェーンは2連に乾式クラッチ。 ケースはオープンカバー、これも自作様子。
変速機はメグロ250・ジュニア系のQM3型を流用様子。
ロット番号からS7用か!?
ステップも良く観ると自作!? ここにもM・Wマークが隠れて在ります〜笑

 フェルタンク

これも自作で用意された様子。
荒削りなアルミ製ですが、なかなかアジが在りますな〜笑
決して巧いとは云えない造作ですが、国内オートレースの草創期的な雰囲気が漂い、 全体の印象とマッチして在ると思います。
固定はレーシング式に革ベルト締結。

エンブレムは七宝焼きのメグロウイング
これも流用品!?
ニーパッドも何か社外用品でしょうか〜


















 上面&ハンドル廻り

単気筒マシンなので細身な形態。
フェルタンクから鞍型シート、タンデムクッションの造作が1920年代の英国車を彷彿させてくれます!
テールランプユニットは流用?
ユニークな形態ですがマスコット的で良いですね〜
ライセンスもこれまた年代モノ!?
付いて在るからには公道も・・・
ま、余りこれで乗って出るにはそれなり覚悟が!?〜爆

ハンドル廻りは何か年代モノの英国車部品から流用様子。
灯火類も在りますから電装はされて在るのでしょうが・・・充電無しのバッテリー電装かも!?
何よりメーター類が無い!(無かったと思うが・・・見逃し?)
ハンドルは溶接跡から自作のスワンタイプかと〜




























 リア廻り

リアの懸架はリジッド。
タイヤサイズは19インチでしょう〜
ハブは流用様子の片ハブ、フェンダーは自作?それとも汎用タイプから流用かも!のアルミ製。
サイレンサーは見事に造作されたオールドタイプのフィッシュテール型!
溶接跡も残る未仕上げですがGOOD♪
何かアマチュアレースにでも参戦されるのでしょうか、メッシュのエントリープレート付き。
鞍型シートとタンデムクッションは誂え?流用??




























 フロント廻り

リアがリジッドなら、フロントは松葉!?〜爆
これは自作・・・とは行かないと(思いますが〜笑)
これも何か旧い英国車から部品採りかと存じますが、怖い位にお似合いな組合せ!
記録失念ため憶えで記しますが、たしかハンドルダンパーのノブに「Norton」と在ったように思いますので、
多分その辺りからの流用では!?
こちらもタイヤは19インチ、ハブは全幅ドラム。
一応レーサーと云うことか、クーリングポート付き。
そもそもこのマシーン、フレームは何かの流用か?
オーナー方曰く、「造った!」由〜笑
なのでメインフレームは自作なのでしょう〜 (確かにパイプ溶接が新しい様子)
それにしても出来過ぎですね!?〜爆


 カワサキ250
 メグロSG

 代わっては拙サイトコーナー「刑事番"メグロの米屋"」にて
質問投稿等頂いて居られました「輪太郎」さんのSGです。
最近衝動的に(笑)入手されて、コツコツと自身でレストアされた由。
シフト軸のオイルシール破れやクラッチ滑り等々困難も刑事番で解決!?〜爆
今回はお忙しい中、当方のお誘いに応じ頂いてのエントリーです(笑)







投稿頂いた際はかなり遣れて
大変な様子と察し致して居りましたが、 ご覧とおりになかなかどうしてな好状態じゃ〜有馬温泉♪
再生後は近所で試運転された
のみとの由で、今回が初遠乗〜
無事到着されて拙者より早着でした!
早速に拝見すれば外観の問題も少ない様子で、気にされてられたヘッドライトリムの状態も とりあえず銀塗りで処理されて違和感無いですよ〜


























エンジン廻りからのラインもなかなか綺麗に仕上がって
ます。
メッキ部も曇りなくピッカピカ♪
元から由のモナカマフラーは貴重な逸品!
アルミ地肌も磨かれたのでしょうか。
フェルタンクも極上な様子。
エンブレムが川崎フラッグ に替わって直ぐの車体ではと存じます。
ニーパッドの「メグロ」ロゴをお洒落に色注しされてられました〜
リアの荷台。
「輪太郎」さん曰く、底板にベニヤ板との由。
上に付いたタンデムクッションがこれまたお洒落です〜
ご自身でロゴ付けもされたそうで!

次回機会には是非ツーリングでもご一緒しましょう♪


 カワサキ250
 メグロSG

 こちら初見参と思しきSGです。
少々遣れて観えますがその筈で車台番号は1000番台の初期車でした!
ご覧のとおりの重装備(笑)なので日頃から活躍されてられるのではと察します。
大型風防にレッグカバーという、
商用スタイルが様になります。
鞍型シートは張替えされてられるのでしょうかね。
リアに載ったボックスには背当てのパッドが工夫されてます。
これで腰痛を緩和されてられるのでしょうか!?〜笑



















フェルタンクには初期車を示すかのようにエンブレムは 川航ウィングが付いて在ります。
状態はとても良さそうですね〜
ところがよくよく観察しますと???なところが・・・
フレームと殆ど外装は初期車の特徴を持ってますが、エンジンが?です。
初期車特徴で在る、SGT共通の タペットキャップが在りません。
で、機関番号を確認すると・・・
「輪太郎」さんのSGより新しい!?〜笑
どうやら載せ換え様子ですね〜
後、マフラーにウインカーも流用部品に交換様子。
 嫌ですね〜、粗捜し!(爆)

 今回、他メグロ車でお越しでしたが既にご紹介でしたので下記ご参照の程。

 ・カワサキ250・メグロSG
 ・カワサキ250・メグロSGカスタム

それでは、次回をお楽しみに!

◎ 「わたしが観てきたメグロ」のバックナンバーは、こちらからお楽しみ下さい!

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