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| 痛みの診察法 |
| 痛みの原因については様々ですが、ここでは特に頸部・背部・腰部・膝部等に現れる痛みや手足のしびれについてふれておきます。 |
そこで、腰椎の生理的前湾が増強(後方へ反った腰)すると、体は前後のバランスを補うために背部を前方にかがめようとします。このとき頸部においてはうつむいた形をとりますが、生理的反射により頭を持ち上げ前方を見ようとします。この際、頸椎の生理的前湾が増強し、顎を突き出した姿勢になるでしょう。 又、老人性の体が前方へかがんだ姿勢は、体を通る重心線が前方へ移動するため、体の背面にある筋肉は前方へ倒れないように、緊張し続けるでしょう。又人間は心臓と肝臓を背骨の圧迫から避けようと脊柱を側湾(生理的に)させています。これらのことも、長い期間の中では体のバランスを崩す原因にも上げられています。 |
又、腰椎の後湾が進めば背部の筋肉に持続的な負荷がかかり、筋肉のリフレッシュがそれないまま老化が早く進んでいきます。このことは筋肉の持続力を妨げ慢性腰痛の原因となっていきます。 又、首が長く見えるのは、首の骨が他より多いからではありません。頸椎の生理的前湾が消失しているからです。俗に言う真っ直ぐな頸椎です。 逆に短い首の人は、頸椎の前湾が増強し見た目に短く見え、顎を突き出した姿勢をとります。 この際、頸椎にはどのような負荷がかかっているのでしょう。 頸椎の関節面は45°で適合し積み重なっています。このとき頸椎の前湾が消失していれば関節面に不適合が生じ、ぐらつきが 大きくなり頸椎そのものが不安定になります。このぐらつきをサポートするため筋肉、関節、椎間板等に大きな負荷がかかります。又頸椎の前湾が消失する原因には姿勢以外に老化、むち打ち症事務作業等による前傾姿勢です。 又、頸椎の前湾の増強及び消失は、特に筋肉を緊張させて姿勢を保持しているため慢性の肩こり症となります。 |
b 腰部(特に腰椎の5番目及び椎間板と周囲の靱帯)では持ち上げた重さの約10倍の負荷かかります。 c 膝部については、階段等を降りる際に約体重の3倍の重さがかかってきます。 |
頸椎や腰椎における持続性の負荷や交通事故によるむち打ち症などは椎間板にいち早く老化をもたらし、青壮年期には椎間板ヘルニアを誘発させ、手足のしびれやうずきを発生させます。 又、腰椎の前湾の増強は特に腹筋の低下が上げられます。このように私たちは日頃の忙しさにかまけて日々の身体の変化に気がつかずあわてて対処しても、すぐには取り返せません。年がたつにつれ負荷をかけ続けられた骨盤や背骨はあたかも突き指をした関節のように固く動きの少ない状態に変化していきます。 もう、この様になれば、脊椎から出てくる神経を圧迫牽引し伝達を阻害してしまいます。これらは又筋肉の働きに対しても一つのバリヤーとなり左右の筋肉の発達に差をつけてしまいます。当院ではこの様に固定化されてしまった関節を治療し神経の伝達の回復と筋・骨格のバランス調整を行い人間本来の自然治癒力を向上させることに努力しております。 |