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最初は「おへそってなあに」という文章を読んでいきます。ここでは「大事なことを読み取る」練習をしましょう。
それじゃ、教科書を開きましょう。下巻の46ページです。「おへそって、なあに」です。
最初の行に「大事なところに気をつけて読もう」とあります。「大事なところ」ってどこだろう。
それは中身を読んで見なきゃわからないよね。だけど読まなくてもわかるときもあります。それはどんなときかっていうと、「タイトル」に大事なことが書いてある時ね。
この文章には「おへそってなあに」っていうタイトルが付いています。
ということは、この文章は、「おへそについていろいろ書かれた文章なんだな」ということがわかります。ね、中身を読まなくても、大体わかるときもあるのね。
じゃ、どんなおへそについて書いてあるんだろう。それをちょっと考えてみましょう。
「たぬきのおへそについてかな」。まさかねえ、そのページの絵を見ると、人間がおへそみせてるもんね。
ということは、この場合のおへそは「人間のおへそ」について、書いてあるらしい・・とわかります。
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「タイトル」の「おへそってなあに」の「おへそ」については、これでだいぶわかってきました。
じゃ、「なあに」っていうのはなんだろう。
「おへそってなんだ」、「おへそはなんだろう」「おへそは謎だ」って・・・なんか、呪文みたいになっちゃったけど、ははあ、つまり、この文章を読み終われば、「おへそは謎だ」っていう、その答えがわかる仕組みになっている・・とかんがえてもいいんじゃないかな。
ということで、前置きが長くなりましたけど、これから「おへそってなあに」を読んでいきましょう。
ただし、この文章のどこかに「おへそとはこうだ」とか、「おへそはこういうものだ」とか、「おへその謎」をとく答えが隠されています。
それを探しながら読んでみてください。「おへその謎を解くカギ」、つまり、そこが大事なところなのね。
もっとヒントを言うと、「おへそは・・・」という書き出しで文が始まっているところが何カ所かあります。そのうちのいくつかが「大事なところ」と思っていいでしょう。その中から一番を探すのね。
うまくみつかったら、君は「大事なところ探し」の名探偵です。
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うまくみつかったかな、「おへそってなあに」の答え。最後の方です。ページで言うと51ページ。
「おへそは、わたしたちがおかあさんのおなかの中にいたとき、お母さんとつながって生きていたしるしです」。
そこが「おへそってなあに」の答えね。
それからもっと最初の方、47ページの真ん中あたり、「おへそは、わたしたちがおかあさんとつながっていたあとなのです」。
そこでも正解です。だって、大体同じ意味の文だもんね。
どこかほかのところを探し出しちゃった探偵もいるかもね。
たとえば、51ページの前の行、「そして、管を切った後が、おへそになるのです」。
そこじゃないか・・・そう思った子もいるかな。
うーん、それも正解かな。だって「おへそ」と「くだ」って「ニワトリ」と「たまご」みたいに、とっても深い関係があるんだもんね。
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アレ、でもちょっと待って、この「くだ」はどういうはたらきをしてるんだっけ、たしか、そこも「だいじな」ところだったようなきもするけど。
じゃ、今度は、「くだのはたらき」について書いてある場所を探してみましょう。
さあ、もういちど、この文章をチェックです。探偵さん、うまく「くだのはたらき」、みつけてね。
「管の働き」について書いてあるところは、じつはとっても長いです。ページで言うと48ページの真ん中あたりから、51ページまでえんえん、管の話がつづきます。
ちょっと答えとしては長すぎます。ソックスを探してくれって探偵に頼んだのに、なんかストッキングをみつけてきちゃったようなものね。
で、この48ページから51ページの間で、もっと短く「管の働き」が書いてあるところはないかな。
そう、君のような名探偵ならわかるよね、49ページの最後の方、「つまり、赤ちゃんは、この細い管を通して、お母さんから、自分が生きていくのに必要な物を受け取り、また、いらなくなった物を、お母さんにわたしているのです」。
そう、そこです。それが「管の働き」を簡単にまとめているところです。
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さあ、ちょっとむずかしかったかな。
文章を読んで、どこが大事か、読みとる練習でした。
練習ですから、いまはわからなくても大丈夫です。これは何度も繰り返し、繰り返し、そしてようやくコツを覚えていくことです。ホンとの意味の名探偵になるには、まだまだ修行が必要です。
だけど、これだけは覚えておいて。
「どこが大事ですか」と聞かれたら、まず文章の題をよーく観察すること。
ヒントは「タイトル」に含まれていることが多いです。それさえ覚えておけば、名探偵への第一歩はクリアーしたってことかな。
最後になっちゃったけど、教科書の52ページ下の段、一番左端に「もし、おへそがはなせたら、どんなことをいうでしょう」とあります。
これねえ、けっこうおもしろい文がかけるかもしれないね。「え、おへそはしゃべらないよー」なんて言わないで、「おへそになったつもりで」なにか考えてみましょう。
これは想像力を養う練習。
時間に余裕があったら、ぜひなにか「おへそのひとりごと」書いてみてください。
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