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「りん・りりん」

教科書102ページです。「りん、りりん」です。ページを開いてね。

さっきは「語り手になる」練習でした。「自分の好きなお話を人にどう伝えるか」ということね、
「もちもちの木」の主人公は臆病だけど、それでも元気のいい子でした。だからやりやすかったところもあると思うの。

ところがこの「りん・りりん」はもうちょっと・・・えーとなんというか、・・・・
あ、そうだ、2年生の時におぼえた「ふきのとう」、アレを思い出して。「雪をおしのけて、ふきのとうがもっこり、こんにちわ」っていうお話ね。思い出した?。

あのお話と場面や雰囲気が似ているのね。
「同じように雪を押しのけて、小さな芽が顔を出す」ところがあります。
「ふきのとう」では「すっかり春です」って最後は「春になりました」。
だけどこの「りん・りりん」は春がやってきません。ただ春がもうすぐやってくるよって、雪解けの水が「りん・りりん」と小さく流れているのね。

だからあなたも耳を澄ませて、そっと雪に耳を近づける気になってください。
2、 「詩」は「ふきのとう」のようにいろいろな人が普通は出てきません。
ある長い物語の一部を、ちょっと切り取って短い文章にしたもの・・といってもいいでしょう。

じゃ、できるだけ小さな声で、そっと読んでみましょう。
「りん・りりん」は水の流れる音です。そのつもりで読んでみてね。

これから4年生になります。4年生になるともっといろいろなスタイルの文章にふれることになります。

そこで何が一番大切かって言うと、「文章のスタイル・・・
それが物語なのか、詩なのか、それとも何かを説明している文なのか」、できるだけそれを素早く見つけて、早く雰囲気をとらえることが大事になります。

上手に文章を読むこと、わかること、とらえること・・・その入り口は「文章のスタイルをはやくみつける」ことなんです。

 
余裕があったら最後に言葉で遊んでみましょう。
教科書の104ページです。
そこを見ながらいろいろな文を作ってみてください。

ぽつんと、ぷんぷん、ぺらぺら、ぶつぶつ、しくしく、
教科書に出ているのはそれだけですが、もっと沢山あります。

「泣く」という動作は「しくしく」だけじゃありません。
「わーわー」も「ぎゃーぎゃー」も「わんわん」も、「泣く」のうちです。
「笑う」にもいろいろあります。

あ、誰だ「人がぼたんと落ちてきた」なんて言っているのは。そういうのはだめよ。

「人がしくしく落ちてきた」
ああ、これなら、なんだか「詩」みたいですてきだよね。