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「いろいろな文の形」

4月の最初の勉強は「森のお話」です。教科書の4ページです。

「森と出会う・友達と出会う・森に生きる」って書いてあります。
4ページ・5ページをみてください。2年生の時と何か違うことに気がかない?。
そう、2年生の時は「挿し絵」が書いてあったけど、今度は写真が載ってるんですね。「ふくろうの写真」。
こんな風に写真と分が載っている本、ほかに見たことあるかな?男の子は「自動車の本」なんかでみてことあるかもね。

せっかくだから、まず写真だけを見てみましょう。
こういう写真撮るの実はとっても大変なの。
夜の昼も森の中にいて、フクロウが飛んでくるところをじーっと待って、息を潜めて決定的な瞬間を待つ。
虫に刺されようが、おなかがすこうが、何時間でもできる限り粘るんです。とっても貴重な写真だから、時間をかけてじっくり観察しましょう。
2、
さあ、今度は本文です。

どう?、この文も今までとちょっと違うよね。
なんとか「だ」とか、なになにに「なる」、なんとか「する」といった具合に、文の終わり方がこれまで読んできたものと違うよね。今までだったら「なんとかです」とか、「なになにします」、ってていねいだったよね。
なんか偉そう・・・・でも、ちょっと大人になった気分だよね。
文にはこういう風になんとかだ、なんとかしている、っていう調子の物があります。

どうしてかっていうと、そうだね、たとえばこの文章が「金魚」についてだったり、「花」についてだったりしたら、「です」や「ます」のほうがいいかもしれません。
でも、この「ふくろう」の場合はどうでしょう。

ここでもう一度教科書に載っている写真を見てみましょう。この教科書の「ふくろう」はかなり鋭い顔つきをしています。
飛び立つ様子や獲物をねらっているときなんか、けっこう険しい顔をしているよね。目もコワイ。

だから、やっぱり「なんとかだ」とか「なんとか・している」という言い方の方がマッチしていると思うの。
つまり、文章には題材によっていろんな書き方があるってことなのね。
 
3、
それから、一つ一つの文章が、割と短いって感じがしませんか。文が短いと、とても内容が人に伝わりやすくなります。
短い文章ほど上手な文・・・といっていいかもしれません。

こういう風に文章には「書き方」だけでも、いろいろな表現方法があります。もしできたら「森に生きる」のような写真が載っている本をほかにも探してみてください。そうすると、いろんなスタイルの文章があるってことがよくわかると思います。

4、 この「森に生きる」は、ちょっと文章がわかりにくいところがあります。
たとえば教科書の4ページ、最初のページを見てください。
「フクロウは一目見ても、やあ、と声をかけたくなる鳥だ」と書いてあるところ。

「ふくろうは一目見ても。やあ、と声をかけたくなる鳥だ」・・・って、これ、どういうこと?

じゃ、わかりやすくするために、この文をもっと短くしてみましょう。
最初の点のところまでと、最後の文をつなげます。そうすると「ふくろうは、鳥だ」となります。なんだ、ずいぶんわかりやすくなっちゃいました。「フクロウは鳥だ」って当たり前だもんね。
あとは簡単。今とばしたところを改めて読みます。すると「一目見ても、やあ、と声をかけたくなる」となります。
「フクロウは鳥だ。一目見ると、やあと声をかけたくなる」

ね、こうすれば意味がよくわかるでしょ?。
「なんかわかりにくい文章だなあ」と思ったら、この手を使って文章をいくつかに分けてみてください。
方法は簡単。まず文の中から「は」とか「が」がついている言葉を探します。今の例では「ふくろうは」でした。
そこがみつかったら文の一番最後に飛びます。「ふくろうは鳥だ」ってところね。
それから「とばしたところをあとで読みます。
これで大体の文章は意味がよくわかるようになるはずです。

「文章を読んでいて、「ん」と思ったり、つっかえちゃったりしたら、こうやって文章の結びつきを変えてあげると、ずっとわかりやすくなります。


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