●「人はみなそれぞれ」
1, さて教科書84ページの「リレー物語」です。
今までもずいぶん物語を作ってもらいましたけど、このページでは共同作業です。みんなで一つの物語を作ります。力を合わせて一つのものを作っていくのね。
ただし、ここでは教科書を読んで、初めて出てきた漢字をチェックする程度にしておきましょう。
ここで大事なのは、人はすべて自分と同じ考えとは限らない・・・、ってことと、人の書いた物に影響を受けて自分の文も変わることがある、
そういうことを覚えておいてほしいと思います。
じゃ86ページの物語を読んでみましょう。これは「リレー物語」の一つの例です。
多賀君が最初に書いた文はこういう物でした。
(ここで朗読「ミジンコの世界」が入ります)
こういう「リレー物語」なんてことやると、必ずもめます。
「人がせっかくまじめに書いたのに、どうしてふざけるのよ」、
「いいじゃん、こういう方が面白いじゃん」。男の子と女の子がもめたりします。
まあ、もめるのも勉強ね。
どうやって人の意見を採り入れるか、どうやって互いに歩み寄れるか、そういうことって国語の勉強より大事なことなのかもしれないからね。
2, 教科書の90ページです。
「推敲」という新しい言葉が出てきます。
これは文をあれこれチェックすることです。
「推敲」の仕方は図に載っているとおりです。消すときは棒一本ひいて、その脇に書き込みます。
「推敲」の仕方にはルールがあって、下の段には代表的なルールが出ています。
でも、君たちの場合はそんなにルールにこだわることはないと思います。別にそれを職業にするわけじゃないから。
ただし消しゴムは絶対に使わないこと。
どこをどうなおしたか、それも解るようにしておきましょう。
なぜかというと、前の方がよかった・・なんてことがあると困るからです。
「推敲」は一度きりじゃなくて納得できるまで何度もやりましょう。
うーん、どっちがいいかなあ・・なんて悩むところが必ず出てきます。
そういうときにはその部分を声に出して読んでみましょう。
解らなくなったら、声に出して読む。
どうしてかっていうと、よい文章には必ずリズムがあるからです。
リズムがあるかどうかは黙読ではちょっとわかりにくい。だから声に出してみるのね。
そうやって「推敲」を重ねて、それから「清書」に入ります。「清書」はきれいに書くことね。