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「ことばのつぼやき?」

「詩の広場」というページです。
タイトルの脇に「心のつぶやきを書こう」とあります。

あれ、「言葉のつぶやき」ってなんだ?。わかる?。

そうだよねえ、ここで躓いてしまうと「詩」っていうのが、とても難しくなってしまいます。

「心のつぶやき」は単純に「心で思ったこと」ぐらいの意味に思ってください。

「心で思ったこと」、ほら、そうなれば、なんだかいろんなことがかけそうだよね。

「つぶやき」を「思ったこと」と置き換えるのが、詩を書く「こつ・つぼ」というわけです。

じゃ、そこに出ている「詩」をちょっと読んでみましょう。

最初は「日曜参観」という詩です。
教科書に出ている「詩」は次のようになっています。

1時間目の授業が始まった

詩の発表会。

心臓が、すごくどきどき鳴っている。

26番がわたし。

海老原さんの次。

あ、私の番だ。

前に出て礼をした。

声が出てこない。

紙をちらちら見ながら終わった。

家であんなに練習してきたのに。

席について下を向いた。
うーん、なんだ。せっかく練習しておいて、家の人にいいところを見せようとしたのにねえ。残念だったなあ
・・・という詩でした。

教室の後ろの方で家族の人がじっとみているのね。あがっちゃうよねえ。

さて、ではこの「日曜参観」という「詩」を普通の文にしてみましょう。たとえばこうなります。

「一時間目の授業が始まった。詩の発表会だ。心臓が、すごくドキドキなっている。26番が私だ。
海老原さんの次だ。どきどきしている。あ、いよいよ私の番だ。私は前に出て礼をした。
どうしたんだろう、声が出てこない。紙をちらちら見ながら終わった。家であんなに練習してきたのに、くやしくて、かなしくて、席について下を向いた」

たとえば、こうなります。
どこが教科書と違うか、よく見比べてみて。
2行目の「詩の発表会」というところを、「詩の発表会だ」としました。
「26番がわたし」とあるところを「26番が私だ」としました。

今は逆のことをしてみたんだけど「詩」はできるだけ短い言葉の方が効果的なのね。
だけど最初から短い言葉で考えるのは難しいから、まず普通の文を考えましょう。
3、 普通の文を書いたら、それをできるだけ短くします。そして、点や丸の位置で必ず改行します。

では、この「日曜参観」をもっと短くしてみましょう。

「授業が始まった。

詩の発表会。

どきどきしている。

26番がわたし。

ドキドキ

私の番。

前に出た。礼をした。

声が出ない。

あんなに練習したのに。

終わって席につき、

下を向いた」

3つの例は、どれが一番いいということじゃないのね。
大事なのは「詩を書こう」なんて張り切らずに、まず普通の文を書きましょう。
そうして書き終わったら、できるだけ、それを短くしてみましょう・・ということです。
難しい言葉で言うと「吟味する」なんていいます。
もちろん、点や丸がきたらそこで改行ね。
mago さて最初は普通の文を考えましょう・・・そこはクリアーしたとするね。
「でも、何書けばいいの」ってこと、あるよね。
「書く題材が見つからない」、それが一番困ることよね。

そんなときは、四五ページ下の段を見てください。
「おふとん」と「芽」という詩が載っています。
短いねえ。
「え、こんなみじかくていいの?」って言うぐらい短い。
日本には俳句とか短歌という短い、限られた音数で
表現する「詩」がありますから、みじかくてもあんまりびっくりしません。大丈夫です。

「おふとんを日に干したらとっても気持ちよかった」とか
「足下に芽が出ていて、踏まなくてよかった」。それだけでも十分詩にすることが出来ます。

「つまずいた。膝に血がにじんだ。痛かった」でも「詩」ですし、
「朝だ。太陽だ。東の空だ。今日も晴れだ」でもいいの。

ただ、そこに「どんな気持ちだったか」という、「心の中で思ったこと(つぶやき)」が読む人に通じれば、いいということです。

わかった?。じゃ。今度はあなたが詩を書く番です。
最初は普通の短い文で考えましょう。
くやしかったこと、かなしかったこと、きもちよかったことなどです。

それをできるだけ短い言葉にします。
「・・・だ」とか「・・・です」なんて言葉を、どんどん抜いていきます。

点や丸の位置がきたら、そこで必ず改行します。

「ええ、こんなんでいいの」って言う言葉でも、「短くすると」、なんだか「詩」になってくる。
それが一番詩のおもしろいところね。
じゃ、やってみてください。
「詩のテクニック」に関しては
詩の研究」も聞いてみてね

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