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●「ことわざ」

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最初は古くからの言い回し、「ことわざ」について。
ことわざについては、別に専用の辞典があるぐらいですから、ここではとてもフォローできません。
興味があったら、そういった専門の本を手に入れて、読んでみてください。
知っていることわざでも使い方を間違えたり、意味を取り違えていることがよくあります。

「豚に真珠」、「猫に小判」、「犬に論語」って聞いたことあるかな?。これがことわざです。全部同じ意味です。
「豚に真珠をわたしても、猫に小判をわたしても、犬にありがたいホンを読み聞かせても、彼らにはその価値がわからない」。
転じて「どんなにありがたいものでも、価値を知らない物にとっては無意味だ」という意味になります。

同じような意味で「馬の耳に念仏」という言い方もあります。

「さるも木から落ちる」は、「弘法(書の上手なエライお坊さん)も筆の誤り」ということわざと同じ意味。「上手の手から水が漏れる」ともいいます。
一つのことわざに二つの意味がある物もあります。
「犬も歩けば棒に当たる」。「何か物事をしようとすれば、なにかとトラブルにあうものだ」という意味と、もうひとつは「なにかやっているうちには、おもいがけない幸運にあう」という意味があります。
同じことわざなのに、全く正反対の使い方があるのね。

よくきくことわざなのに、使い方を間違えてしまうこともあります。
たとえば、「さすがはあなたの息子ですね。蛙の子は蛙だ」。
「蛙の子は蛙」は「普通の人の子は所詮普通の人」という意味なので、「さすがあなたの子」のように、ほめ言葉に使うと間違いです。

「鳶が鷹を生む」も、「平凡な両親から優れた子供が産まれる」という意味なので、あいての親に向かって言うと、その親に対して失礼になります。
「よく似合っていますね、馬子(馬の手綱を取る人)にも衣装だ」というのも間違い。「つまらないものでも着飾ればなんとかなる」・・という意味なので、ほめ言葉にはなりません。
 
言い回しを間違えやすいことわざもあります。
たとえば「下手な考え、休むに似たり」。
正しくは「下手の考え、休みに似たり」です。
碁や将棋など、下手な人ほどむやみに時間を無駄遣いするという意味です。
ただし「下手な考え休むにしかず」。下手な考えをするよりは、休んだ方がましだ・・・ということわざもあります。

ことわざはとってもおもしろいものだけど、使うときはちょっと注意・・ってことかしらね。

時間に余裕があったら、自分でことわざを作ってみましょう。
たとえば「急げば回る」。これは急ぎすぎると目が回ってしまう・・という意味。
「泣きっ面のハチ」。
これは忠犬ハチ公が主人の帰りを泣きっ面で待っている様子です。渋谷にある忠犬ハチ公って知ってるかな?。
「目の上の胆湯麺(たんたんめん)」。
これは高い棚においてある胆湯麺をいつ食べようか、眺めている様子。

君だったらもっとおもしろいの、作れるかもね。やってみてください。

リンクページ
「ことわざ辞典」があります。
利用してください。

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