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「詩のテクニック」

1,
最初は50ページ、詩の研究です。

ここでは「詩」独特テクニック・表現形式を学びます。

「詩の広場」。表現の効果を考えて書こうとあります。

「表現の効果」というのは、読む人に強く印象づけたいために、文章をいろいろ工夫することです。

たとえば最初の「研究授業」という詩。

「昨日、研究授業があった。みんな石になった」。

この詩は「例え」というテクニックを使っています。本当に石になったわけじゃないのよ。石のように固まってしまった、堅くなったっていうことね。

何かを別のことに例えること、それを「例え」、難しく言うと「比喩」といいます。

次の「カタツムリ」という詩では、「なんてゆっくりなんだろう。なんてのんびりなんだろう」と文を、同じ調子で繰り返しているところがあります。

繰り返すことで読む人の印象を強くしているのね。
これも「詩」のテクニック、「繰り返しの技法」を使っています。

 
usagi 51ページ上の段の「きんもくせい」にいきましょう。
最初に「○○をつけて」という表現が3回繰り返されます。
これは繰り返しの技法と、文末を省略するテクニック、その二つを使っています。

「つけています」なんていうところを「つけて」と余韻を持たせるやり方ね。

同じ詩の後半、「朝起きたら、ひどい雨。雨に打たれたきんもくせい」。

これは「つけて」と同じ、文末を省略するやり方と、それから、ゴロをあわせる方法、同じ音数でそろえることね、その二つの方法を使っています。

下の段です。中頃の「こわれそうなシャボン玉」。

これは文末を省略する方法。最後の方、「迷わないで、飛んでいけ、私の思いを込めて」。

これは普通は「私の思いを込めて、とんでいけ」とするところを、逆にしています。

難しく言うと「倒置法」といいます。これも文を強調するためのテクニックです。
 
3, これだけ詩にはいろいろなテクニックがあるんだけど、でもあんまりテクニックを使いすぎると、ちょっとしつこくなります。
あんまり言い詩とは言えません。そのことに注意してください。

大事なことは、テクニックより詩の中身です。

なにか、ふと自分で「おもしろいな」と思ったことを、まず普通の文で書いてみてください。

そして、それをできるだけ短くします。「ぼくが」という言葉をけずったり、「なになにだ」から「だ」を削ったりします。

その上でなんか収まりが悪かったら、今まで言ったようなテクニックを使いましょう。

普通のことを普通に書くこと、それが一番大事です。

4.
 「詩」については、1学期にもっと詳しい実際例があります。ただしそのページはまだ未完成。
併せて「詩の研究」というmp3ファイルを聞いてください。

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