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「じょうずにしゃべる」

最初は「みんなに聞こえるように、はっきりと話す」練習です。そんなのいつだってしてるよねえ。

でも、おうちの人と話すときはうまくいくけど、大勢の人の前で話すとアレレってことありませんか。あがっちゃうこともあるからね。

じゃ、教科書の56ページを開いてみましょう。「わたしのたからもの」というページです。

「わたしのたからもの・みんなにきこえるようにはなそう」とあります。「みんなにきこえるように」って、どういうこと?。どうすればいいでしょう。

そうそう、まず大きな声ではっきりしゃべる・・ってことね。
じゃ、「大きな声」が出るようにするには、どうしたらいいでしょう?。

それには三つあります。
一つは自分がひろーい野原にいると思うこと。本当は部屋にいるんだけど、野原にいると思うのね。ほら、野原だと自然に大きな声が出るよね。
自分から見て、一番遠くの人に向かってしゃべってください。恥ずかしかったら、一番奥の壁をみながら、壁に向かってしゃべるぐらいでもいいんじゃないかな。

二つ目は、自分の前にいる人全部が友達だと思うこと。ほら、たくさん人がいれば、あなたに悪いことをしようと思う人が、もしいたとしても、なーんにもできないよね。だから、絶対安心。「みんな、友達だ!」、そう思うこと。

一つ目は「野原」、二つ目は「友達」。
「そんなこといったって、なんか無理だなあ」と思う子もいるよね。
でも三つめは誰でも出来ることです。

それは「自分が、これならみんなにしゃべってもいいな。これならしゃべることができるな」っていうことをしゃべるの。

昨日あったことでもいいし、これからしたいことでもいいし、なんでもいいと思うの。
自分がみんなの前で大きな声で話せることを探してください。自分のよく知ってることよ。それなら、きっと自然に声も大きくなるはずです。
3、 でもちょっと待って!。先生は「宝物について」話しなさいって言ってるよ。自分のことしゃべっていいのかなあ。

そうだよねえ、先生ってなんか融通がきかないっていうか・・・あ、「融通」なんてむずかしい言葉、使っちゃった。

じゃ、それに対する答え!。
そういう時は、君がなにを話していたとしても、最後に「それが、僕の宝物です」と付け加えましょう。

ね、それなら大丈夫。だってさあ、君が「知っていること」は「君だけの宝物」なんだよね。最後に大きな声ではっきりと「それが僕の宝物です」と言っておきましょう。

なにか質問されたら困っちゃうなあ、ドキドキしちゃう・・・・そういう場合は、・・・・そうだねえ、難しいねえ、
質問が聞こえなかったフリするのも変だもんね。

でもね、今言った三つのこと、「野原」と「友達」、それに「自分のこと」、
その三つがきちんと出来ていると、お話の終わる頃にはきっと、質問にもきちんと答えられるようになってると思うのよ。

やってみて、きっと大丈夫だよ。
5, 「大きな声ではっきり」というのは、実はとっても難しいことです。

「出来る」子にとってはなんでもないことなんだけど、「苦手」な子にとっては、とっても大変なことなのね。

もし君が「どうしても苦手な組」だとしたら、そうだなあ、あんまり無理しなくていいよっていってあげたいな。
もし君が「そんなの簡単だあという組」だとしたら、人の話はなるべく静かにきくこと。
静かに聞いてあげること、それは「苦手」な子にとって、とっても力強い応援になります。


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