「みた通りに書こう」
| 1, | N 「ふうせんは、どうなるのかな。みたとおりに書こう」というページです。 最初の文章を読んでみるね。 「先生が、赤い風船を持ってきて、ふくらませようとしています。 風船は、どうなるのでしょう。 風船が変わっていく様子を、見たとおりに書きましょう。」 とあります。 次のページには、実際に生徒の一人が書いた文章が載っています。三一ページです。 読んでみましょう。 「先生が、赤い風船に息を吹き込んでいます。風船は、少しずつ大きくなりました。 風船には、絵が描いてあります。絵も、少しずつ大きくなりました」 |
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| 2, | じゃあね、ここでもう一度「文を書くとき」の注意をおさらいしてみましょう。 まず、文の終わりには丸をうつこと、それから文には「読みやすい」ように点をうつこと。 この二つはもう何度も言っているから、大丈夫ね。 次に気をつけることは、文の書き出し、最初の文字ね。そこはかならず一ます、あけます。 (あ、よけいなことだけど、この文章はそうなっていません。どうしてかっていうと「横書きの場合は」逆に見づらくなってしまう場合もあるからなのね。) 三一ページの文章をよくみてね。「先生が」、「ふうせんが」、「ふうせんには」。 ね、「書き出し」のところ、みんな一ますあいてるよね。これは行をかえて文章を書くときの決まりです。覚えといてね。 原稿用紙やノートに字を書くときにも、必ず注意してください。新しい行の「書き出し」は必ず、一ます、何も書かずにあけておきます。 じゃ、どういうときに行を変えるんだろう?。そうそう、そこが大変。 前の文章と意味がつながっているときは、文をつなげて書きます。前の文章とちょっと変わったことを書くときは、行をかえて、一ますあけて、次の文を書きます。 ・・・・といったって、難しいよねえ。いろんな文章を書いたり、読んだりしていくと自然に「行を変える」時が わかってくると思うんだけどね まあ、ここでは丸を打って、文が終わったら、必ず「行を変える」としておきましょう。 「ひとます」あけて文字を書く練習だからね。 |
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| 3、 | さあ、じゃあ君も何か文章を書いてみましょう。教科書では「ふうせん」について、「だんだんふくらんでいく様子」や、「だんだんしぼんでいくようす」を書きましょう・・となっています。 だけど君たちの場合は、なんでもいいんじゃないかな。なにか目の前でみるみる変化していくことや、もの、それを書けばいいんじゃないかな。 「変化する・変わっていく」と言っても、植物なんかはだめね。だって、みるみる内にしぼんだり、見る見るうちに花が咲いたりしないからね。 そうだなあ、たとえば「野球の試合」や「バスケット」の試合でも好いね。点数がどんどん変わっていくでしょ?。 そうそう、空を見上げて雲の形がどんどん変わっていく様子を書いてもいいよね。 紙飛行機を飛ばしてみてもいいよね。 それから、「窓のガラスふき」なんかもいいかな。一枚一枚どんどんきれいになっていく様子。それにガラスだってよーくみれば、汚れ方がみんな違うはずだしね。 そうそう、ここは「ひらがなの間違い」など気にしないで書きましょう。ながーい文をいっぱい書いた人が勝ち!です。 |
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| 4 | 「風船とかそんなんじゃなくて・・・」っていう子にはちょっといいことを教えてあげる。 君の家で「前にいたけど、もういなくなったペット」、いませんか?。 たとえば長く家で飼っていた亀や金魚、それに犬や猫、ハムスター、みんななんか飼っていたよね。 じゃ、そのペットのことを書いてみましょう。 最初はそのペットが家にやってきたときのことを書きます。プレゼントでしょうか。それとも君がペットやさんで見つけたんでしょうか。それともお兄さんやお姉さんが家に連れてきたんでしょうか。 最初にそのペットを見たとき、君はどう思いましたか。「かわいい」と思ったのか、それとも最初は「生意気!」なんて思ったんでしょうか。 いい、書く順番を間違えないでね。そのペットはどうして君の家にやってきたのか、そのときの様子、大きさや仕草を書きましょう。餌は食べたでしょうか。それともなかなかなつかなかったか。 |
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| 5 | 家にいて、そのペットはどう変わっていったでしょう。今度はそれを書いてください。 家の中で一番かわいがったのは誰ですか。それからペットの世話をしたのは誰ですか。 君はペットとどんな遊びをしたでしょう。思い返しながら書いてください。 それがすんだら、今度は「ペットがいなくなった」時のことを書きます。 悲しかったなら、「悲しかった」と書きましょう。 そして最後にこう書いておいてください。「君のこと、忘れないよ」。または「君のこと、時々思いだす」。 「あんまり遊べなくてごめん」とかね。 これは「順番を考えて作文を書く」練習です。 ペットと最初にあった時から、ペットと別れることになった・・・それを順番に書けたら、教科書を開きましょう。 33ページ、「ずうっとずうっと大好きだよ」です。 これはある子供がある犬とであった、そして別れるまでが書かれている物語です。君のと比べてみると、いろんな面白いことがわかってくるよ。 |
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| 6 | さてこの「ずうっとずうっと大好きだよ」だけど、読むときにちょっと注意してもらうことがあります。それはさっきの「行をかえる」ということね。 この物語も、一字下がって書いてあるところがたくさんでてきます。新しい行になると、かならず一字下がるところから文章が始まります。文が終わって丸がついているのに、行が変わらないところもあります。 どういうところで、新しい行になっているか、どういうところで、行を変えずに続けて文が書いてあるか、 ひとつひとつ確かめながら読んでみてください。 そうすると、どこで行を変えるか、どこでは行を変えないか、なんとなくわかってくると思います。 この文章を使って、「なんとなく」でいいですから、行を変えるタイミングを身につけておいてください。 難しいかな?。でも頭の隅っこにそういうことをおいておくだけでも違うと思いますので、ここではがんばってみてください。 最初にざっとよんで、それから「行」をチェックしてもいいです。じゃ、やってみてね。 |
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| そうだよねえ、文章書くのって難しいよね。だけど、こう考えてみたらどうでしょう。 普段しゃべっているように書けばいい。 いい?。あらたまって考えると文章はぎこちなくなります。教科書に書いてあるようにまねしてもだめです。 それより、普段しゃべっているように書くことに注意してください。なんだ、それならわけないや・・・・そうそう、一ますあけて、「なんだ、それならわけないや」・・・って書けばいいのよ。 |