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言葉

 まぁ一般的には中学・高校6年間英語を習っても満足に話せない、という人は多いでしょう。僕ももちろんそうで、自分の努力不足を棚に上げて、「文法重視で会話を教えない文部省のせいだ」と言ってましたから。最近書店で英語関連の本をよく見かけます。「英語は文法だ」とか「やはり英語は単語だった」などと千差万別ですが、僕が思うに、結局のところ英語をマスターするには単語も文法も発音もリスニングも全部必要です。ですが、一番最初に何をすればいいかと言うと…話す、つまり言葉を発することです。「本当に話せない状態でアメリカに行って、生活できたのですか?」と聞かれますが、大丈夫でしょう。文法メチャクチャでも発音最悪でも相手は一所懸命聞き取ろうとしてくれます。こちらも必死で通じさせようとすれば「○○だろ?」と助け船を出してくれますから、6ヶ月過ぎる頃には立派な英語使いになっています。

 話すことと同時に、読み書きも必要でしょう。新聞・雑誌・テレビのテロップ、なんでもいいから読むことです。声に出して読んでみる。わからない単語は飛ばして、わかる単語から類推して一文の意味をつかもうとしてみる、あとで辞書を出してわからない単語の意味を調べる…いつか全文が理解できることでしょう。
 読むと同時に書いてみることも必要でしょう。まずは日記のようにその日にあったこと・感じたことを文章にしてみる、そして書いたものを英語使いに読んでもらって添削してもらう、これだけで書く能力は徐々に上がるはずです。
 文法については、中学英語の文法を完全にマスターすることが肝要です。それプラス高校の文法T程度で充分でしょう。もちろん上には上がありますから、高校英語の文法全部をマスターするにこしたことはありません。

 僕は完全に英語をマスターしているわけではありませんから、今でも日常会話もおぼつかないのですが、何が自分に足りないかというと、単語の数ですね。およそ100の単語で勝負してましたが、最低2〜3,000は必要でしょうね。百でもいいのですが、言い回しがいつも同じだと飽きられますし、微妙な表現ができません。毎日10個の単語をカードやノートにつけて、意味を書き込み、その単語を使って文章を作ってみる。そして、その単語を会話の中でさりげなく使ってみる。こうすると単語の数が飛躍的に増えます。

 僕の中学・高校6年間の英語の成績は最悪に近いもんです。高卒後約18年を経て英語熱に目覚め、英会話教室に通ったりしましたが、一向に向上しない。んじゃ、アメリカ行っちゃおう…(そう単純な理由だけじゃないんだけど)。
 36才で英語を始めるというのは結構辛いもんですが、ボチボチなんとかなるもんです。二十代前半ならもっと楽でしょう。学校で書きましたが、英語学校で一日4時間みっちり勉強すれば、3ヶ月後には日常会話には不自由しなくなります。僕の場合は、3ヶ月間でグ〜ンと伸び、3ヶ月停滞して、次の3ヶ月グ〜ンと伸びる…の繰り返しでしたが、シェアハウスのルームメイトとの会話や買い物等々日常生活で積極的に誰かに話す機会が増えるごとに上達してたように思います。例えば、体の具合が悪くて薬屋に行って、自分の症状を説明して薬を買う…という必要が生じれば、とにかく文法も何もすっ飛ばして薬剤師さんに話してみるわけですね。僕の説明が不十分なら相手から「どこがどう痛いのか?」などと質問されますから、「ここが痛い」と身振りで示すと、そこの部位を示す単語を教えてくれます。そういう積み重ねでどんどん英語が楽しくなります。

 最近、SFのShadow of the Hegemonの原本を入手して読んでますが、むしろシアトル滞在中より苦でありません。ストーリーを楽しむことを主眼にして、細かい言葉の意味やニュアンスは後でゆっくり調べるようにしていることや、ストーリーそのものが面白いからでしょう。

 まずは、英語に触れること。英字新聞読んだりテレビの副音声を聞いたり、簡単な童話を読んでみたり。外国人をみつけたら積極的に話してみたりイングリッシュ・パブに飛びこんでみましょう。



次は ないモノねだりしてみよう。

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