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SECRET GARDEN
ベランダ+キッチン菜園生活のおすすめ

菜園を始めるきっかけは人それぞれでしょう。料理に添える小さな葉が欲しい、安全な野菜を自分の手で育て新鮮なまま味わいたいたい等々…。きっかけは様々でも、菜園の基本的な部分はほぼ同じラインに収束することでしょう。土に種をまくか苗を植えて水をやる、という点は変わりませんから、ここでは栽培の基本的な部分をお話することとしましょう。

○まず、右図のようにプランターの底にネットを置き、鉢底土(軽石)を敷いてそこに土を入れます。肥料を多く要求する果菜類用には、下からネット・鉢底土・多めの肥料と堆肥を混ぜた土・肥料の少ない土、の順で入れます。市販の培養土の場合は、肥料は足さないでもいいでしょう。分解してない肥料を多く含む土では種が発芽しませんし、苗の根に直接未分解の肥料が当たると苗が枯れますから、土作りは種まきや植えつけの10日前には行いましょう。右図は、すぐに植えつけ・種まきができるセットです。

○種から始めるものと苗を買ったほうが簡単(というより、素人が育苗するのは無理なナス・トマト等々)があります。葉モノは種から、実モノは苗からと思えば間違いありません。種まき・定植(苗の植え付け)きにはそれぞれ適期がありますが、ごくごく大雑把にいって春と秋です。収穫までの期間が長い果菜類や根菜類は春植え〜秋採りや秋植え〜翌春採りですね。品種ごとの種まき適期は、種の袋に印刷されています。

○各々の栽培方法等はこのHPにリンクを貼っている菜園関係サイトさんで詳しく紹介してくださいますよ。僕は、本で読んだり経験者から聞いた品種銘柄ごとの栽培法を注意深く実行してるだけです。農業専門誌や菜園雑誌をよく読んでトライ&エラーを繰り返せば誰でも菜園生活を楽しめます。

○種まきの方法には数種類あります。右図上のように、ひと筋に点々と播いてゆく「筋播き」は、バジル・ルッコラ・ニンジンなどの場合。発芽したら密植部分を間引きます。ばら播きは、ハーブの苗を育てる(いずれ移植する)場合などに。点播きはトウモロコシ・エダマメ・しそ・チンゲンサイ・カブなどに。一カ所に3〜5個種を播いて、一本を残して間引きします。種まき密度が高すぎると成長が遅れ、低すぎると発芽率が低い場合にリカバーできませんね。

○無事発芽して成長し間引きが済んだら、追肥を与えます。充分な元肥がある場合は控え目にします。希釈した液体肥料でもいいですし、粒状の化成肥料でもいいでしょう。いずれも7日〜10日おきでいいでしょうね。

○あくまで有機栽培にこだわる場合は、家庭から出る野菜クズなどのゴミを堆肥化させて、堆肥容器の下からしみ出る液肥を希釈して散布するといいでしょう。

○菜園をやっていると必ず出現する害虫…アブラムシは、成長を妨げたり各種病気を媒介するので、発見次第に手で払ったりガムテープにくっつけたりして取り除きます。木酢液にトウガラシを3か月漬けたものを100〜300倍に薄めて散布するとか、アブラムシに牛乳を霧吹きで吹きかけて対抗する手もあります。果菜類にはアブラムシ忌避効果のある「オルトラン粒」を使うこともありますが、葉ものには使えませんし、有機栽培にこだわる方にはおすすめできません。

○ネット世界には、菜園作法の情報が横溢してます。僕が加盟している「菜園同盟」の相談室や、日頃お世話になっているマメダ丸さんの品種銘柄ごとの栽培方法をご覧になるとかなり参考になります。

○土の再利用ですが、収穫が終わったプランダーからざっと残り根などを取り除き、新聞紙の上に土を広げ、数日直射日光に当てて消毒します。さらに、黒いビニール袋に湿気を与えた土を入れて、数日直射日光に当てれば消毒は終わりです。寒い時期に1ヶ月ほど放置してもいいようです。消毒を終えた土にぬかや堆肥を混ぜてプランターに戻し、水を与えて放置するとフワフワした白カビが生えてきますが、気にせずにさらに放置します。そうすると、微生物が残った根を分解して、健康な土に生まれ変わります。数日〜数週間して土が落ち着いたら、シャベルなどで底の方から掘り返して土をほぐします。こうして肥料を多少追加するだけで次の種まきや苗の植え付けができます。土を捨てずに次々リサイクルして使いたいものです。

○葉ものは、種まき適期が幅広いので、種まきを段階的にずらして、収穫を次々行うように調整することができます。一度にどっとサラダ菜ができても食べきれないですからね。ただし、連作を嫌う品種も多々ありますから、土の再生を行っても「連作障害」で成長しなかったり、発芽さえしないこともありますから、注意が必要です。

○さて、菜園の基本をザッと申し述べましたが、自分で育てた実りの美味しさというのは、なにものにも変えがたいものがあります。なんの疑問もなくスーパーに売っている野菜を、旬か否かわからずに買って漫然と食べるより、今まさに数メートル以内で採ったばかりの野菜をむさぼり食う喜びを知ったら、あなたはもう「菜園アリ地獄」の住人です(笑)。


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