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2006年1月

1月27日(金) 毎年毎年…
この時期は確定申告の入力をしなければならず、しかも会計会社の都合で先週が資料提出の期限だったが、「税務署への申告期限は3/15で、1月下旬というのは君らの一方的な都合だから、来週でいいよね?」と脅して提出を1週間延ばしてもらった。せっかくの快晴の休日にパソコンの前に座り、確定申告ソフトを立ち上げると急に眠気がしたので、コーヒーを沸かして飲んだ。コーヒーにはクッキーがつきものだからそれを食べ、お腹が落ち着いたら再び眠くなったのでソファで少しまどろみ、目が覚めてすぐにテレビをつけるとlivedoorの社長が取り調べを受けていることを知り(僕のプロバイダはlivedoor)、「livedoorつぶれんなよー」などとつぶやきつつ、気分を変えるために音楽をかけたが、ミニコンポに入っていたCDはEverything must go(精算するしかない、の意)で、一曲目がThe Last Mall(閉店セールの歌)だったから、皮肉さに笑った。アハハハ。音楽を聴いたら、シアトルで映画を見にゆく当日に大雪が降り、Timに「クロスカントリースキー貸してやろうか?」と言われたことを思い出し、引き出しからシアトルの写真を取りだして眺めた。こうして休日はあっというまに暮れて、確定申告の入力は遅々として進まない…。

1月23日(月) イマジンV
海外のフードコートで食事をしていると、語尾の「シッ」とか「スッ」という音だけが残響のようにきれいに聞こえて、「どんな美しい人が話しているんだろうか」と想像をたくましくしていると、巨大な樽のような女性が、その美しい残響音を残しながらドスドス去ってゆく、ということがあった。以前書いたことだが、クリストファー・クロスという男性歌手の驚異的な美しい歌声から想像していた容姿と現実のギャップにひっくり返った覚えがあるし、よく聞いていたFM放送の女性キャスターの声があまりにも可愛らしかったのでHPで見てみたら、想像よりかなり「う〜む…」だったこともある。ひるがえって、僕はどうかというと、電話で話してると「鼻詰まってる?」とか「聞こえない」と言われるので、鼻にかかった小さな声なんだろう。会ったらビックリされることはないが、旧知の知人に会うと必ず「痩せた?」と聞かれるが、この十年体重の変化がないから、どうも貧相な顔に問題があるみたいだ。フェミニストではあるけれど、まったくナルシストじゃないのに、僕の姿を見たこともないここにいらっしゃる皆さんは僕をどう想像されているかわずかに気になる。メチャクチャな人間だと想像されていたらどうしよう。う〜ん…。

1月19日(木) イマジンU
年内に貯まりに貯まった本の山を片づけたが、せっかく片づけたきちんとした未読の本の山を崩すのがもったいなくて、本棚から「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(ブレードランナーの原作、フィリップ・K・ディック著)」を引っ張りだして読み出した。最終核戦争後の荒廃した地球が舞台、というストーリーに深く入り込んでしまい、ふと「完璧な人間の姿をしたアンドロイドが、スットコドッコイの某国大統領になりすましているんじゃないか?」とか、「異常とも思えるスタイルの某姉妹はやはりアンドロイドじゃないのか?」と、思ったりした。しかし、アンドロイドを使う側からすれば、このようなバレバレの目立つパターンでアンドロイドを使うとは思えないし、ごく普通に生活を営む人の中にアンドロイドを潜ませるのが自然だから、もしかするとさっさと仕事してさっさと帰る人(僕)や、可もなく不可もないHPやっている人(僕)や、カフェで煙草吸いたいがためにこの寒空に外でエスプレッソ飲んでる人(僕)とか、公然と「反権力レジスタンス的社内テロリスト」を宣言する男(僕)、がアンドロイドかもしれない。ただし、アンドロイドには共感能力が皆無だから、薄情な一匹狼的人間(僕?)がアンドロイドの可能性が高い…ということをつらつら想像し続ける休日の夜。

1月15日(日) イマジン
鎌倉に初詣に行き、行列こそなかったものの、あまりの寒さに駅舎に新しくできたカフェに入った。背後の席から、声と話の内容から中高生と想像できる女性3人の楽しそうな会話が聞こえ、声が高くて早口だから、聞きようによっては鳥が「ピーヨピヨピヨ」さえずっているように思えて、「あぁ、まだ冬休みだし年齢的には今が一番楽しくて仕方がない時期なんだろうなぁ」と思っていた。ポルトガル語の響きもピーヨピーヒョロローと聞こえたことや、クインシー・ジョーンズ(米・プロデューサー)がTamiaという歌手を「楽園の小鳥」と評したことを思い出しつつ、「じゃ、James Ingramは『野生の叫び』、Barry Whiteは『人間ウーファースピーカー』だろうな」と愉快な気持ちで思っていた。背後で「ピーヨピヨピヨ」が途切れ、「じゃ、そろそろ」という声が聞こえたので、ふと顔を上げると、そこには明らかに三十代と思われる女性3人がトレイを手にスタスタ出口に向かっていた。色んな意味でう〜ん…。

1月11日(水) アダルト
静岡県にある某ホテルは「12才以下の子供は入館・宿泊お断り」だと知った。ステレオタイプな噂として、「海外ではあるレベル以上のレストランには子供は連れて行かない」というものがあるが、僕が知る狭い範囲ではそれは本当で、シアトルやポートランド・LA・NYの水準以上のレストランで子供の姿を見たことは皆無。シアトルのレストランで隣り合ったカップルに聞いてみたら、「大人には大人の楽しみがあるから、子供たちは大人になってから自分の力で来ればいい」ということで、それは文化の違いといえばそうなんだけど、これも僕の知る狭い範囲の海外見聞では、レストランで子供たちが走り回ったりギャーギャー騒ぐなんてことは皆無に近く、みな一様に静かに食事をしていた記憶がある。我が国はどこでも親子一緒があたりまえだから、上記の日本のホテルは「きちんと教育されていない子供は館内の静謐を乱したりして迷惑」ということからの措置だと思うが、それは子供をきちんと教育できない親のせいだな。むしろ、そんな悲しい理由からの「大人だけの」宿泊施設ではなくて、前向きな「大人のための」宿泊施設ができてほしいが、一億総幼児化を突き進む我が国では無理だろうな。

1月7日(土) ウスラバカ
正月休み中、外出先で空腹を感じて、飲食店で食事をしていると、僕の右隣で「この料理とても美味しいね、ハニィ」などとダグラス(仮名・巨体)がバーバラ(仮名・ブロンド)に言っている。左隣ではしおり(仮名・金髪)が「ほらぁ、マサオぉ(仮名・白デブ)、ほらほらぁ、ご飯こぼしてぇ」などと、子供にではなくマサオに言っている。子供は、といえば、すでにテーブルを離れて陸上競技場のトラック上のように店内を走り回っているが、それを注意すべきマサオは口半開きで遠くの若い女性を凝視している。ダグラスは相変わらず、「君は今日もステキだね、ハニィ」とささやいている。しおりは「ヨシくぅーん(ヨシオ=仮名、ガキ)、ダメでしょーぉ、ご飯食べないのぉー?」と陸上競技中のヨシオを見ずに携帯電話でゲームをしながら甘ったるい言い方で言っているが、その向かいでマサオは短いスカートのウェイトレスの後ろ姿をじっと目で追っている。で、ふと僕が目を上げると、陸上競技中のヨシオがついに料理運搬中のウェイトレスに衝突して転んで泣き、ウェイトレスは料理を取り落とし、料理を待っていたのに眼前で落とされた客は怒り、怒られたウェイトレスは半泣きになり、それを見たダグラスが「オッォー、見たかい、ハニィ?」と声を上げているのに、しおりはそういう騒ぎに関係なく依然携帯電話を必死で見つめて、マサオは店に入ってきた新たなターゲット(女子校生)を上から下まで舐めるように眺めていた…。

1月2日(月) 今年も?
たしか、2004年の暮れにプリンタから「ガガガ、キーッ」と異音を発していきなり壊れて慌てて買いに行ったが、2005年暮れにはエアコンが「ふぅー」とか「はぁー」などのため息のような音を頻繁に発するようになり、それに伴って暖房運転中にいきなり冷たーい空気を吐き出すようになった。金はないが凍え死んだら困るので仕方なく「エアコンちょうだい」と買いに行き、暮れも押し詰まった29日に設置してもらった。新しいエアコンは、単体での年間電気代が約17,000円弱で、省エネランクはAA(5段階の二番目)ランクらしいが、古いエアコンと比べ約1/3近くの消費電力になっているらしいから、冬の月間電気代が約6,500円前後からどこまで減るか楽しみ。しかし、よくもまぁ毎年毎年電気製品が壊れ続けるが、「エアコンが最後だろう」と以前書いたように、今後10年は何も買わずに済むだろう、と思って家の中をぐるっと見回したら…洗濯機とガス給湯器が使用10年を超えている。たぶん、今年の暮れにはいずれかが壊れて「暮れも押し詰まった○日に買い換え」みたいな日記を書くのかもしれないな。



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