小説の部屋


2006/9/21 脱稿    

古墳少女 佑奈4 -佑奈お姉様-

   

その8

この小説を読む前に前作 古墳少女佑奈をまず読むと世界観がよくわかります。
そのあとは古墳少女佑奈3を読もう。古墳少女佑奈3の直後のエピソードなのでより深く楽しめます。

第8章 失恋の痛手

 その翌日茜は失恋のショック?で学校を休んだ。悪ふざけが過ぎたと反省した莉奈が放課後茜の家に謝りにいったけど茜は「気分がすぐれない」と会ってはくれなかった。茜の母親の美幸に
「莉奈ちゃん、学校で何かショックなことがあったみたいなんだけど茜は話してくれないのよ。何か知らない?」
「じつは茜ちんにはあこがれの先輩がいまして、その人の妹になりたいとずっと一人で悩んでいたのであたしが見兼ねて無理やりその人のところに茜ちんをつれていってコクらせたんです。そしたら大勢の人が見ている前で見るも無残に振られちゃって茜ちんは立ち直れなくなっちゃったんです…」
「まぁ、そんなことがあったの…」
「だからあたしのせいなんです」
「莉奈ちゃんが責任感じることはないのよ。茜が自分から告白したとしてもダメだったんでしょうから。むしろ告白する機会を作ってくれて莉奈ちゃんに感謝するわ」
「でもあたしがおもしろ半分にコクらせたから茜ちんだいぶショック受けたみたいだしぃ…」
「大丈夫よ。すぐに回復しなくともいずれ立ち直るから」
「でもぉ」
「莉奈ちゃん安心して。明日はきっと学校行けるから」
「はい」
「明日学校で茜をやさしく見守って上げてね」
「はい」
複雑な思いで莉奈は帰っていった。

その9へ

古墳少女佑奈をまず読むと世界観がよくわかります。

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