吹奏楽部鑑賞レポート

県立川崎高校吹奏楽部HPにカキコがあった品川女子学院吹奏楽部定期演奏会に行く。しかし14時開演を13:30開演と勘違いしていたので時間が早くまだ誰もいない。
1st SYMPHONIC STAGEの開演のときに部員が部員はブレザーの冬服でステージに現れるだけで
「よねーっ」
「りなーっ」
「かわいーっ」
「エリがんばれーっ」
と声援が飛び女子校独特の雰囲気の定期演奏会だ。<NHKドラマ『新撰組』メインテーマ>の出だしのトランペットが素晴らしい。また、クラリネット・トランペットのサビが美しい。ラストにクラリネットとホルンほかでしめた。中学生・高校生の司会グループが前に出て自己紹介する。<伝説のアイルランド>品川女子学院吹奏楽部はロバート・スミスが好きで毎年の定期演奏会で演奏しているそうだ。鎖のじゃらじゃらいう音にのりトランペットの重たい旋律。小太鼓にのりオーボエの静かなアイルランド風のソロ。紙やすりをこすり合わせる音にのりオーボエソロが流れる。そしてホルンのソリにのり「あーっ」というコーラスが入る。アルトサックスのソロがあり、小太鼓にのりフルート・ピッコロソリとパーカッションソリがあり冒頭の主題に戻り終わる。<オペラ 『ラ・ボエーム』より>物語のナレーション入の演奏。その1はクラリネットとフルートのソリがある。その2 ロゼッタのワルツ:フルートソリとクラリネットソロのからみがある。その3 ミミを呼ぶ叫び:トランペットの静かなソロで始まる。葬送的な静かな曲でクラリネットのソリがある。ふたたびトランペットとフルートの静かなソロがあった。
2nd JAZZ STAGE、制服の白いブラウスにまちまちのネクタイをしめ黒ズボンで登場。客席のお友達から
「ちひろーっ」
「りなーっ」
「カッコいーっ」
「かわいーよーっ」
「さおりぃーっ」
「まきちぁーん」
「ゆきちぁーん」
と声が飛び交う。ポピュラーステージ 改め ジャズステージになったそうだ。ステージ前にWHITE☆☆ROSEと書いた膝隠しが置かれる。
高校生が3人出てきて
「シンクロ チャチャチャ、シンクロ チャチャチャ…」
と場内を盛り上げたあと手拍子にのり<シンクロ BOM−BA−YE>金管のメロディが美しく上品に盛り上がる。木管低音と電子ピアノの演奏が印象的。ウォーターボーイズの感動とシンクロするような演奏だ。そのあと全部員が一度ステージ上からハケて学年紹介。学年ごとにステージ上から一言つづ叫ぶ。品川女子学院では高校生のことを4年生−6年生と呼んでいるらしいので記述もそれにならう。1年生がステージに出てくると会場から
「かわいーっ!」
の声が上がる。叫んだ内容は以下の通り。
JAZZ BAR WHITE ROSE 品川店でのマスターと客の会話でステージは進行する。品川店のところでどっとウケる。ちなみにWHITE ROSE=白ばらとは品川女子学院のシンボルで制服ブラウスの左袖に白ばらの刺繍が入り品川女子学院の文化祭も「白ばら祭」という。今度マンハッタンに行く常連の夫婦にマスターがニューヨークの地下鉄について語る。<A列車で行こう>フルートのきれいなイントロで始まり、コントラバスはいないけれどハイハットがジャズのリズムを刻む。トランペット二人がつづけざまに前に出てソロ。そして3人目のトランペットとソプラノサックスが前に出てソロ。サックスのシブいメロディに酔う。
今度はWHITE ROSEに彼女にふられた男が来る。マスターに
「あそこの女性客も最近ふられたようですよ」
と言われ男は
「彼女にカクテルを一杯」
とマスターに頼む。<ムーンライトセレナーデ>背景に大きな満月が投影されなつかしさを感じさせるサックスのメロディ。クラリネットが前に出てソロを吹いた。
今度はWHITE ROSEに最近口をきいてくれなかった娘から誕生日プレゼントにシングシングシングのレコードをもらったという男が来る。マスターは気をきかせて店にある<シングシングシング>レコードをかける。イスを撤去し部員は手拍子にのり全員立って演奏する。観客もノリノリ。クラリネットが前に出てソロ。マーチングのように隊列を変えホーンセクションが前に出てくる。トランペットのソリにつづきトランペットが前に出てきてソロ。「ひゅーひゅー」と盛り上がる部員たち。クラリネットが前に出てソロ。下手袖でパーカッションのソリがあり盛り上がって終わる。
ソリストを紹介しにアフロヘアーのルパン三世に扮装した顧問の先生が現れる。プログラムによるとこの扮装は品川女子学院吹奏楽部定期演奏会の名物らしい。顧問に花束を渡した。
3rd MARCHING STAGEは幕が開きドラムメジャーが白い軍服のようなカッコいい衣装に身を包んで出てくると場内 「うわぁーっ」と喚声が上がる。<Mickey The Socerer>黒のノースリーブ、黒ズボンのカラーガードが旗を持って入ってくる。トランペットが前に出てソロを吹き、品川女子学院バトン部が現れ舞い踊る様は妖精の舞いを見ているようだ。<プリンセスメドレー>はフルートで始まり、トランペットが前に出てソロを吹き、黒いワンピースのカラーガードが入る。<アラジン>はローブラスが中心のメロディ。ステージの中央でドラムメジャーが儀杖をたくみに振り回すソロステージ。なかなか素晴らしかった。<ライオンキング>はポンポンを持ったチアリーダーが入る。<はげ山の一夜>はバトンを持ったバトン部とカラーガードが入り横一列に前にせり出してくるのは迫力があった。
ここで一度幕が閉まりフィナーレの<JOY TO THE WORLD>に入る。カラーガードとバトン部のオールキャストがステージに現れる。ここでダンス部と吹奏楽部の6年生を紹介する。吹奏楽部長が6年生を代表してあいさつ。かわいい便箋に書いてきたメッセージを涙声で読み上げてゆくが顔を手で押さえ時折詰まりながらのメッセージは心に染み入るもので後ろに立っているバトン部や吹奏楽部の6年生も泣いている。<WE ARE ALL ALONE>はトランペットのイントロに続き各パート(トランペット、トロンボーン、アルトサックス)の6年生が前に出て一人は立ち、もう一人は片膝を付くカッコいいポーズでソロを吹く。そしてドラムメジャーを残し幕が下りた。ふたたび幕が開き最後の<AFTER THE LOVE HAS GONE>はローブラスの響きにトランペットのメロディがきれい。ポンポンを持ったチアリーダーを従え品川女子学院のバナーを先頭に行軍。そして幕が下りアンコールなしで終演した。
終演後ホワイエに6年生が出てきてお友達と歓談している。後輩の中学生に頼まれてツーショットを撮ってもらう6年生もいた。こういうシーンっていつ見てもいいなぁと思う。さわやかな感動と共にホールをあとにした。
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