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ベトナムコーヒー豆の種類 20001年11月12日

     
べトナムでは現在4種類のコーヒー豆が栽培されています。
そのうち2種類「クリ、チェリ」はベトナム特有のもので
最近のベトナムコーヒーの人気を
支える味の一部ともなっています。
ベトナムのコーヒー豆はフランス文化の影響で
苦味の強い深煎りがスタンダード。
この苦味の強さのせいかベトナムの人たちは
普通コーヒーに砂糖を入れます。
ミルクも一般的なものでなく
甘いコンデンスミルクが当たり前。
日本にいたら「通じゃない」と怒られそうな飲み方ですが、
ベトナムを旅行した日本人の多くが
「おいしい」と言って飲んでいるのもまた事実です。
目の細かいアルミのコーヒーミルから一滴一滴コーヒーの
しずくが落ちて来るのを待ちながら、
オープンエアーのカフェでのんびり通りでも眺め、
静かな時を贅沢に費やすのがベトナム流。

「モカ」(Moka)
薫り高く、マイルドで、甘い酸味が特徴。
ブレンドには30パーセントほど入れるといい。

「ロブスタ」(Robusta)
苦味の強いコーヒー。
主に苦味を出したいときに使います。
ブレンドでは20パーセントほど入れるのがいいでしょう。

「クリ」(Culi)
香りと風味がよく、他の豆より苦味酸味ともに控えめ。
ブレンドではベースとして50パーセント使い、
他の豆でアクセントをつける時に向いています。

「チェリ」(Charry)
苦味、酸味、共に強く、コーヒーに
アクセントをつけたいときに少量使うのがベスト。


「カフェ・チョン」
(cafe chon)(special royal coffee)
コーヒー豆の種類ではありませんが、
ベトナムで最もおいしいとされるコーヒー。
カフェ・チョンのチョンは「狐」という意味。
簡単にいうと「狐コーヒー」。
狐はコーヒーの実を食べるときに、よく成熟して
おいしいものだけを選んで食べるといいます。
それで、試しに狐のフンから取り出した豆でコーヒーをいれてみたところ、これが実においしかったという話。
現在は実際に狐のフンからコーヒー豆を取るようなことはやっていませんが、おいしい豆の代名詞として
この名前だけが残っています。よく成熟したよいコーヒー豆だけを選んでいるので品質が
よく味にばらつきがありません。名前の由来があまり美しくないところから、最近では言い方を替えて
「スペシャル・ロイヤル・コーヒー」などと言ったりもします。
ベトナムの市場で売られている「狐コーヒー」中には手っ取り早く薬品で味を付けている物も多いということなので
要注意です。

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