
まだ残雪の山々車止めについてはみたものの・・ さてさてそろそろ解禁ですね。 早いところでは、2月1日に岐阜が解禁。昨年は、伊豆の仙人様・K師とともに、郡上八万の歴史紀行に行ったのですが、今年は「裏磐梯クロスカントリー2時間耐久レース」と重なってNG。さらに、2月16日の長野解禁も、過去二年の極寒体験によって、行く気が薄れてしまっています。今年は、静岡・南アルプスの(比較的)温暖なところで、3月1日の解禁を待つことにしようと思っていました。 すると、大井源流の忍者・寸又渓輔さんから「3月の解禁は、渓で鍋宴会やって、『これでえ〜んかい(←All Rights Reserved by深●信夫氏)』と行きましょう。うん決まった。」という、アホアホにとっては何とも魅力的な提案。「では、そうしましょう。おっけーおっけー」といつものようになーんも考えないで決定しました。ついては、温暖と言っても源流部。標高は1200m近くなるわけで、はたしてテン場泊まりはどのくらい寒いのか不安です。「そんじゃあいっちょうこの時期に鍋のデポも兼ねて一泊してみるべぇ。そうすべぇそうすべぇ。」と、これまたノー天気に発案。かくして、2月7〜8日にかけ、「極寒なのは当たり前、具体的にどのくらい寒いのか車止めで泊まって身をもって体感し、ついでに鍋をデポしてその日は街場で呑むべ ’03」の実施が決定したのでした。
今回のメンバーは、前出の「忍者・寸又渓輔」にくわえ、「神戸牛・ナベちゃん」「渓の逆ギレ男・まっちゃん」そして「高所恐怖症」ワタクシ。当初参加予定だった「やるじゃないか」そのさんは、なんと大流行のインフルエンザチックな症状により、ダイジをとって欠席。都合4名での作戦決行と相成りました。 いよいよ決行当日。私たちは東名インターチェンジに集合すると、とるものもとりあえず一路目的の車止めに直行。業界の中でも一、二をあらそう緻密な行動計画でしられた我々は、今回のプランを以下のように立案。 ・2300時 車止め着 ・2400時 消灯・就寝(枕投げ/怪談禁止) ・0430時 起床・スタンバイ ・0500時 出撃 ・1000時 予定戦場のテン場到達・鍋をデポし、ランチ終了次第反転、退却 ・1400時 車止め帰投 ・1500時 温泉(ビール禁止) ・1700時 大休止・おやつ(バナナはおやつとしてはこれを認めない) ・2000時 街で宴会突入 という完璧なものでした。 星がきれいでビールが進む。 車止めには予定より一時間遅れましたが、計画に支障はなく、早速野営の準備開始。 2400時。ん、、? なになに。おお、薪ではないですか。実名は伏せますが、某忍者なお方が廃材を持ち込んでいる。「じゃあちょっとだけやりますか、せっかく来たんだし、星もキレイだ〜。んーん、一時間ね。ヨシヨシっ!!」となった時点で大きな過ちを犯し始めていることに気づいたものは誰もいませんでした(実際には全員薄々感づいていたが、マアドーニカナルベ位にしか考えていなかったと言った方が正確)。 かくして、完全防寒装備のもとでのプレ渓宴会「大前夜祭」が挙行されたのでした。実際にきてみると思ったほど寒くない。満天の星空のもと、たき火で大宴会。これは愉快だ。ビールが進む進む。 0100時。うーんなんか良いにおいだねー。実名は伏せますが、某高所恐怖症は、なぜかフライパンに味付け牛カルビ五百グラムを一気に放り込み、焼き始めています。この時点で作戦に齟齬を来し始めたわけですが、焼き肉に異議を唱えるものは誰一人いませんでした(というよりすでに酔っぱらっちゃっていたといった方が正確)。 0200時。やっぱちょっと寒いなーと思った矢先、実名は伏せますが、某神戸なお方は、7/11で仕入れた「ひない鶏スープ鍋ポン酢つき」をおもむろにコンロにかけ、「ポン酢も一緒に入れちゃった〜」といってハフハフしています。これがなかなかいけるんだな。この時点で作戦失敗は確定してしまったのですが、某高所恐怖症も同じものをもう一個持っていたので、「まだあるよーん」と快く提供。もはや誰もとがめたりはしませんでした。 と言うわけで、獅子身中の虫に負けた我々決死隊は、出撃前に見事に重体。それでも中止は男子の恥、鉛のように重くなった頭をおはようビールで間接的に洗浄し、二時間遅れで出撃。バカはしななきゃ直らないといいますが、それは本当だと思いました。
かくして、満身創痍(自業自得とも言う)の我々はズルズルガラガラのガレ場をいくつも乗り越え、第一目標である岩壁を何とか攻略するも、この時点でタイムアップ。どう計算しても最終目標を奪取するに至るは不可能と判断、断腸の思いで引き返したのでした。唯一の戦果としては、岩壁以遠に約5キログラムの南部鉄製鍋をデポできたこと。ちなみにこれは終始寸又氏が担ぎ、誰一人交代するものはいませんでした。面目ない。
ノー天気は体に良いのか悪いのか。 ということで、満身創痍(自業自得とも言う)にもかかわらず一定の戦果を上げた我々は、少しの反省もなく(正確には帰路歩いている間に作戦失敗のことなど忘れちゃって)車止めに帰投。「ビールー!!」「風呂ーっ!!!!」といつものように雄叫びをあげながら、一路温泉に向かったのでした。ところで、本日は街場に帰還後、渓のエキスパートエンターテナー集団「バカなが隊」の面々と合流し、親睦を深める予定になっています。よって、「温泉→ビール→仮眠」といういつものコースはしないで、温泉からいちもくさんに渇いたのどをグルグルいわせ藤枝直行。
気がつくと、焼酎ボトル3本を空け、グルングルンに酔っぱらった連中と化していました。それにしても、バカなが隊は酒が強い。二夜連続の肝臓耐久訓練となった我々決死隊は、9日2300時の段階で廃人に近くなっていましたが、それでも藤枝の夜は我々をディープに誘い、よせばいいのに我々もそれに乗っちゃって乗っちゃってもう大変でした。二次会以降の様子については、「バカなが隊がゆく」にてレポートされるかもしれませんが、良い子はマネをしないでね。
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