
−<英知たる>アマゴン皇国−
━━我らが最もシェルメナー様達古龍に近き存在なのだ。龍司祭なんぞ所詮物まねだというのに。
(皇王ナポリアV世の日記)
デルケスタイ大陸の西方、アマゴンは人口の6割がリザードマンです。リザードマン達がその母たると信じて疑わない青龍シェルメナーを護るために強大な皇国を作り上げました。皇国と言うだけあってこの国には身分制度が存在し、種族による差別があります。まずリザードマンがいて、次に順に人間、ドワーフ、エルフと続き、グラスランナーは人類扱いされてません。ただし、奴隷制度のようなものではなくその人に対する人当たりがこの順序で悪くなっていくと言ったところでしょうか。ただし、これには例外が存在します。この国には、龍司祭は青龍シェルメナーを貶める者として迫害されます。存在すら許されないほどですので、もしこの国に龍司祭が入るときは、極力隠すことを心がけてください。
この国の都市は全て城壁都市です。シェルメナーの住むニューヘブンに通じる都市グレイウィンドがこの国の首都です。ナポリアV世の住むジェグ城もこの中にあります。他にはネスト、フライポートと言う都市があり、それぞれに領主がいます。彼らは全員ナポリアV世の配下です。城壁都市であることと、外的に対する防御がしっかりしているため、ここの「調停者協会」は、ほとんど機能していません。それでも、もし何か厄介事が起こったときは、領主に頼むか(リザードマン以外がその願いを聞いてもらえることはほとんどありませんが)他の国の調停者協会にわざわざ頼みに行かなければなりません。なぜ調停者協会がないのかは謎の一つです。